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nonameさんのおしえて巫女先生弐の長文感想

ユーザー
noname
ゲーム
おしえて巫女先生弐
ブランド
あねせん
得点
50
参照数
2146

一言コメント

前作と比較しかなり物語性はかなり薄く、けどHシーンは濃い目。キャラゲー+抜きゲーに傾倒。前作の背景を受け継ぐ事から、前作プレイをお勧め。細かな評価は長文で。

長文感想

評価は5段階でA~E

・システム:C
基本設定項目のみのシステムで、前作と同様。自前環境では、何故かフル
スクリーンに出来ない。スキップ動作は軽くは無いが、それ程重くも無い。

・絵:A
製品レベルとしては十分、前作と比較しても品質低下もなし。
細かい所も良く書かれているが、美麗と言うほどでは無い。

・声:B
正統派巫女さんの声が非常に聞き取り難い。その妹も
若干聞き取り難い。その他は前作同様、及び問題なし。

・音楽、効果音、歌:B
歌を含め、特に印象なし。違和感は無いが、心に残らないレベル。

・シナリオ:D
前作の世界設定をそのまま流用(後日が舞台としている)しており、
ヒロインを差し替え、それに個別ルートを加えた内容。
前作と比較すると話の内容はかなり薄く、特に共通ルートは殆ど
印象に残らない。個別ルートもかなり印象に薄く、殆どHシーンの
為だけの内容に思える。Hシーンは濃く、若干堕ちる傾向。
個人的には数人のキャラ立てが気に入り、弱萌えしたので助かった
が、そうでなければ苦痛すら感じる人も出るかも知れない。
テキスト自体は誤字脱字等は少なく、品質が高い。

・トータル:C
前作未プレイの人はシナリオ中に意味不明な設定が出るので、
前作をプレイしてからのプレイをお勧め。
全体的に話が薄く、抜きゲー傾向。キャラ萌えした人はお勧め。
物語性を見る人には期待を裏切られる出来なので、回避を推奨。