長いですね。Hシーンをスキップしても、コンプするのに35時間かかりましたよ。ストーリー、キャラの魅力、CGの美しさ、音楽と、作品全体の完成度はかなり高いです。ひょっとしたら、今年1番の傑作かもしれません。2019年の萌えゲーアワードの大賞を受賞しても、おかしくないレベルの作品だと思います。もし、萌えゲーアワードの大賞に選ばれたとしても、これなら文句ないです、私は。
ストーリーが少し弱いかなと思いますが、物語にリアリティがあり、キャラクター一人一人の行動に説得力があります。(ストーリーは、5段階評価で5が最高だとすると、どのルートもせいぜい4くらいの評価です)
音楽は、挿入歌の『With Tomorrow』が、すごく良かったです。
CGがすごく綺麗で、CGの綺麗さが一つ一つの場面を、より良く見せていると思います。
灯華ルート:「自分が灯華の境遇だったら、辛いだろうな 」と思いました。あと、その他の男性の声をオフにしても、増岡の声が聞こえてきましたよ。
うぐいすルート:微妙でした。批判する人がいるのも理解できるストーリーでしたね。しかし、スマホで現在と過去がつながるという設定もちゃんと使っているし、シナリオの組み立て自体は、良いのかもしれません。昔からよくあるタイプの話で、「泣かせにきているな」と思いましたが、私は特に感情移入とかしなかったですね。
霧子ルート:霧子さん、可愛いです。「確かに自分が霧子さんの立場だったら、年齢は気になるだろうな」と思いました。
きらりルート:きらり先生は変わった人ですが、不思議な魅力のある人ですね。「こういう性格だと、人生たのしそうだろうな」と思います。おまけに、作家の才能もあるなんて、羨ましいですね。ストーリーも良かったと思います。
栞菜ルート:創作の難しさや、プロの漫画家の大変さが描かれていて、面白かったです。告白のシーンもCGの綺麗さと相まって、とても良かったと思います。岬先生もすごく良いキャラで思わず、「幸せになってほしい、頑張ってほしい」と思ってしまうようなキャラでした。
雨音ルート:このルートが、一番良かったです。面白かったし、少し感動しました。しかし、ベーグル大佐が好きなので、途中ベーグル大佐があんな事になってしまうのはショックでした。正直ヒロインの雨音よりも、ベーグル大佐の方が魅力があると思います。
聖衣良ルート:聖衣良ちゃん可愛い、癒されます。純粋にキャラ萌えゲーとして楽しめました。水着姿も良かったです。この娘が一番、好きですね。
すごく良い作品だと思いますが、メインの3人のヒロイン(灯華、うぐいす、雨音)よりも、他の4人のヒロインやベーグル大佐の方が魅力があるのは、どうかと思いました。
tone worksさん、ベーグル大佐のぬいぐるみを商品化してほしいです。