最初に見ることになるエロが尿道&膀胱攻めです。最初から飛ばしてます。文句なしに触手&蟲ゲーでは最高峰のシリーズ第弐段。
ただし、シナリオは前作以下なので期待しては駄目です。明らかに手を抜いてます。バッド選択で敵に敗北するシーンをたった数行でごまかしてエロに突入したりします。戦闘シーンに前作のような燃えがありません。前作では、姉妹の愛憎・ツンデレ・淡い恋など人間関係のごたごたとその顛末がシナリオを盛り上げていました。しかし、このごたごたは一作目で全て解決済みなわけですからこれ以上語りようがありません。既に話は終わっているのに惰性で続く漫画のようなものです。これでは最初から楽しいシナリオを書くのは難しいです。コンセプトは引き継いで全キャラ総入替えすべきだったとおもいます。あと、エロシーンで文章と差分CGがずれている個所が数多目に付いたのが気になります。また、背景画が内容と一致していません。豪壮な日本家屋や神社が、ぼろい戦前平屋や祠にしか見えないのはどういうことでしょう。
海辺での野郎達とのエロシーンはいらなかったと思います。一体どっちを向いてるんですか?一般ユーザーに媚びなくていいんですよ。どうせ購入層は触手道を探求せし勇者達なんだから。バイオハザード2より1の方が素晴らしいんです。今回は和姦的輪姦なプレイが多すぎて、触手と少女一対一の真剣勝負が少なかったように思います。触手本数&汁が多すぎ。乱交AVがかえってエロくないのと同じ理由で苦手です。ビジュアルでの過激さより、シチュの過激さで頑張って欲しいデス(もちろん今回も類似ソフトに比べればハイレベルでしたけど)。そういう意味では、今回はレギュラー陣より菊花と桜花のエロシーンのほうが本シリーズの方向性に合致しているのではないでしょうか。内臓やフェラ頭蓋を半透過させてるCGはGJ。
次回作があるなら、凌触病棟退魔録はどうでしょう。触手と最新医療器具は相性がよろしいかと思いますが。