キャラの言動の切れ味もさらに鋭くなってんねぇ
自分がいた何かを残すということは、人生においても非常に難しいことでしょう
それをやり遂げることが出来る主人公は、言動こそ見るからにサイコパスだし終わってもサイコパスって印象だけど、カッコ良いなって思わされてしまいました
最初は刑の軽重で甘く見られての始まりで、だんだんと色々な囚人に認められてってプリズンの中をかき回す存在になっていく
主人公の意志の強さは危ういと感じる所もあったけれど、面白い物語を魅せてくれました
笑顔で楽しんで制作してるキャラ達に触れると、本当にゲーム制作やってみたいなぁって思っちゃいますね
今作も体験版は一切触らず、最初から新鮮な気持ちでプレイした所、恐ろしいぐらい時間がかかりました
妙花→ノア→千咲都→グランド
とプレイしてみて、
ルートのヒロインとして1番好きだなーって思ったのは妙花かなぁ、何より構成がとても好きだったお話というのも
でも、アフター含めて掛け合いも良くてソフりんとノアの両方を楽しめたノアルートも良かったし、
千咲都ルートも、樹里亜がバックにつくってのはこんなに頼もしいんだなぁって思って、このルートで樹里亜がすっごく好きになれたので、
グランドも含めて1作中である程度やりたいことはほとんどやってくれたなぁって感じがしてます、そういう点での評価は高いです
終盤のあのシーンはズルすぎた、そりゃ泣くって
そしてどのルートでも常に全力の柊一郎が、やっぱり魅力的
また、Hシーンも全く無かったのにあまりのクソっぷりに大好きになってしまったクソ森の存在とか
いつでも力になってくれた、高嶺の花的存在の絵理子先生とか
上記の代表以外にも挙げるとキリがないけど、脇役にもかなり力が入っていたのは本当に最高でした
僕の点数が今回どっちつかずな感じに揺れ動いたのは、
前作の設定をある程度引き継いじゃうのはまぁ仕方ない
凛も途中で、また参戦しちゃうの?うーーーーーんと思ったとはいえ、面白い具合にかき乱してくれたし罪人的な作品であるからいいけどって具合で折り合いもついた
だけど、グランドではさすがに絡めずに本作のネームドとしてのキャラたちで最後までやりきってくれるだろうなと信じてたので、終着点から考えるとそういう展開にもなるとはいえ、前作の面影が濃く出すぎているなと感じてしまったのは、減点な部分であると言えます
それ以外はゲーム制作への熱意と、性犯罪を上手く噛み合わせた至高の作品に仕上がってるんじゃないかなとは
加点法でつけてるか、減点法でつけてるかでだいぶ点数に差が出てきてしまう気はするので、100点が多いのもテーマ性で見るとそうだねって納得が行くし、共感も出来る
だけど、多少減点があるのもそれはそれで納得が行くという感じ
Hシーンのエロさにも、さらに表現に磨きがかかっていてエロいなと感じることが出来たのでこの路線で頑張っていって欲しい
そして次の新作は出来れば本当の意味での完全新作で勝負してくれるとなお嬉しいです
あ、Hシーンがなくて欲しいなと思ったキャラもそりゃもう多々いるので、FDが出るならそれは絶対買うけん