死生観を感じられるお話が好きなら絶対にプレイして損無し。(9/4 システム面追記)
作品を通じて、改めて生きることと死ぬことについて考えることができる作品でした。
途中いじめの話(しかもモブのボイスがかなり心にクる)もあったりして、心が痛めつけられるような想いにもなりましたが、
読み進めて行く中でクロも豹馬もどんどん好きになり、しっかりと心温まって終われるラストなのも良かったと思います。
作品途中では完全に号泣しましたし、最終的にやって良かったと感じられる作品です。
なので、これからプレイされる方も是非全てのエンディングを見て欲しいですね。
また今作は、クロを演じられた声優さんの声による演出の素晴らしさが特に光っていました。
HPの登場人物を見てもわかる通り、登場ヒロインはクロだけですが、それを上手く表現してくれているなと感心しました。
コンシューマのノベルゲーも負けちゃいない、これからもどんどん買ってみよう!
そんな気分にさせてくれる作品にもなりましたので、文句無しの100点。
(2018/09/04追記)
選択肢はありますが基本的に一本道のシナリオなので、スキップを多用しなくて済んだことは最近スキップをするのがちょっときついと感じている僕にとっては、気分的にも日を空けずにプレイしやすかったです。
また、セーブもスロット数こそ少ないもののセーブ、ロードボタンからサムネイルもしっかり見える状態で再開出来るのは、シンプルながらノベルゲーマー向けの作りになっているなと感じました。
ごちゃごちゃした楽しさよりも、ただ文章を読んで世界観に浸りたい方にはオススメできそうです。
△:メニュー画面(セーブ、ロード、オプション、メニューバー消去、タイトルバックなど.)
□:ツリー画面
L1:ログ
R1:オート(2回押すとスキップ)