最近のlightのイメージと比べると異色ですが、そこにとらわれないのならやってみていいかなと思います。そこかしこに純愛を感じる作品です。
心に多様なかたちがあるから、人間なのだと感じられる物語でした。
作中の直の生き方を見て、かたちが様々なだけじゃなく 、1人の人間の中にもさまざまな心のかたちを内包しているっていうことを見せつけられた感じです。
直の想いを軸にして人も物語も世界も動いていく作りは良かったと思います。
1番好きなのは幸ルートですね、これは間違いなく。
幸と直の関係性、また直と優理の関係性はたまらないぐらい好きです。
この作品はやるのであれば絶対にALLクリアして下さい。
やちる→加護→幸で攻略しましたが、やちると加護の順番はどっちが先になっても良いと思います。
やちるルートはやちるを幸せにする為の展開として納得。
このルートはやちるのラストバトルが良かったです。
加護ルートは、加護ルート編の最後のタイトルがもう全て。
1人では耐えられなくても2人でなら。
どうしても最後に虚無感は残るけど、でも虚無感も何故か悪くはないかなって思えてしまうのは少し不思議な感じ。後味は悪くはないです。
歩きながら虚空を見上げたくなるような話っていうのもなかなか乙なもので。
この作品ではいろいろな能力が飛び交いますが、
尾崎の次元を切り裂くバロック能力と、ナドレックの超能力アポーツ/アスポーツは個人的に好きな能力でした。
やっぱ、こういう能力ってどうしても手に入れてみたいなぁって思いますねぇ・・・。
そして大好きだったのがやちるのあの能力打つ時の
『カッコいいポーズ!(笑)』・・・・とても印象に残る1枚絵ですw
(18/1/31追記)
影響を受けて変わるのも、変わらないのもそれぞれの良さがあるよねって感じられる幸ルートエンディング前もこの作品で好きなシーンの1つです。