チャートシステムの使いやすさと、立ち絵がアップになる所は感情表現が強く出ていて良かった。シナリオはあらすじの内容のドキドキ感(共通のアイドルをみんなでやった所まで)がピーク。
船団の中に文化を復活させたのは事実ながら、+αがどうにも足りなかった。
大きなどんでん返しを期待したらそのままのシナリオで、特に突き抜けることなく4人の女の子との多少のすれ違いや出来事を通して、お互いに成長していく未来を描いたお話に落ち着いたと言うわけで。
■ナタネルート
途中ナタネの1人で突っ走る所にイラっとする場面はあったかもしれない。
でも、エルドラドの話題が出て以降の話は安定して見られたし、
タイトルに合っている1番希望が持てる終わり方をするので、作品には合っている。自爆するナタネちゃんは可愛い。
■アイルート
生い立ちが分かってからの展開は他ルートに比べると、自分のアイドルっていうものに対する価値観が良い方に動いたという意味では良かったし熱いものはあった。
ただ、ロックされていたルートだけにラストの終わり方だけは閉塞気味で超ハッピーエンドじゃないのは気に食わない。
■シオンルート
船団長との関係を考えるとまぁこうなるだろうなという話・・・。
■サンゴルート
最後にやったけど、ここまでのルートと比べても、起承転結や心の揺れ動きにしっかりしてて1番良かった。
Hシーンについても圧倒的にサンゴルートが良い。掴み取った未来っていうのがしっかりと感じられるお話。
誰にもサンゴ(姉ちゃん)は渡さねえ!
過度な期待を抱いてしまうあらすじだっただけに、アイルートですら途中まで良かったけど、そんなもんかーって程度に終わってしまったのが非常に勿体無い。
夢色growin' heartsは良い曲だったと思う。
シナリオ満足順
サンゴ>ナタネ、アイ>シオン