史実とフィクションを上手い感じに練った作品だったなーって思う、雛緒先輩のおふざけ(本気)もかなり癒やされました
1番気合が入ってるのが、幼馴染の結佳を助けつつ結ばれる結佳ルートで、
これが先に攻略が出来る3人のルートで不整合に感じていた部分も補完した内容になっていた
結佳ルートっていうのは普通に迎えようとすると苦難に苦難の連続になるから、神様からの手助けも命を削る決断まで迫られるレベルであったりして、卯実の分御霊であるが故の難しさを主人公に選択させ続けるようなシナリオだった
それでも諦めずに助けることを選び続けていく主人公の良さが出ていた
本作で最も感じたのは選択の重要性
選択が行われる時に竜珠の輝きが増すのだけども、選択がミスると1発でバッドエンドになったり、
時には個別には入れないけど上手いこと迂回する為の選択が増えたりと面白い感じに出来ているなぁと感心しながら楽しむことが出来た
残念なことに解散してしまっているし、辛口な評価もあるけどこの作品は個人的には良作でした
キャラとしては武緒がいつでも心の支えとなってくれる存在が本当に好きになれたし、
雛緒先輩もいつでも笑顔にさせてくれるような感じで気に入ってたので、1番最初に攻略してたんだけど
作品終わっても最高！！！って評価が覆らないぐらいには良ヒロインでした、
雛緒だけで何度スクショ取ったか分からないし、やっぱ最強巫女！雛緒は神！！
妹好きとしては晶穂のルートも捨てがたい
僕は妹の恋をALLOKに定義する作品も、絶対NGと定義する作品もどちらだろうといい派ですが、
(妹がいることそのものが嬉しいので)
応援する側の人、警鐘を鳴らす側の人、どっちもいるっていうバランスも素敵なお話だなって思った要因の1つではある
だから明確にNGだよって内容に踏み込みつつ展開されていっても最後に幸せになれた、前世からの縁もあって…
っていう感じにすごく納得のいく内容になってると思うんですよね
琥珀ルートはだいぶH方向に振り切っちゃう感じの流れだったんで最後のラストとかは笑っちゃった
特に結佳ルートを見る前のお話としては頭の中で説明がつかないような混ざる部分もあった為か、お話としてはどうしてこうなっちゃったのって感じで頭に残りにくかった印象、あとからなるほどねってなる感じ
あとはあるルートでは消えちゃったりする卯実を救う為のラスト
しっかりと救いつつ、救う為には何をすべきか…周りの温かさにも応援されて卯実とのえっちシーンも見られて、みんなが笑っていて最後の最後まで幸せでよろしい…
曲の一部が登録されなかったり、終盤のお話あたりで文章と声が一致してないのが増えてきたりと粗はあるけど、
過去にはこういう史実もあるのかっていうぐらいで楽しめる方にはバランスが良い出来になっているので、触れる機会があるならやってみて欲しい、バリバリの史実モノではないのでそこはご容赦
やって終わってからたまには神様を信じてみるのもいいなぁと多少影響されるぐらいには
文章の読み疲れとかを感じなかったのもGOODなので
環境周りが古いって意見もあったけど、鬱陶しいぐらいに何に使えばいいか分からんシステム満載のものに比べるとスマートに必要なのが揃ってるので僕はこれぐらいでいいと感じてます
あーーー！雛緒ほんっとぉぉぉに可愛かった！！ので満足