人間を動かすモノとは?人間の真髄に迫る作品。
戦闘シーンは3Dを取り入れているのもあって、現状のエロゲでも最先端の動きで迫力満点ではないでしょうか。
『物語を楽しみつつ、がっつりと動く戦闘シーンも見たい!』って方にはオススメ出来ます。
特にラストバトルは圧巻。
良いPCであれば3Dグラフィックの動きはなお良く感じると思います。
実際設定を完璧にしようと思うと自分のPCでは滑らかではなかったので、
「パフォーマンス優先選択」→「シーン質感:高」+「HDR:はい(彩度補正あり)」に変更で、
だいぶ動作優先に落とした設定ですが、
これで普通に見られる感じには動いてくれました。
PC性能に合わせて滑らかに動くまで設定は落とす方が良いでしょう。
[i5-2410M 2.30GHz(2011年モデル)なのでだいぶ機能を切る必要はありました]
内容に関しては一言感想にある通り。
人間の身近にある死、生、感情、脳、、、諸々考えることが多い作品でした。
それらや用語の多さもあり、当初は要素がごちゃごちゃしてると感じましたが、
その割に世界観には意外にも溶け込みやすかった。今では単語を見るとすっと情報も浮かび上がってくる印象です。
システム面は、起動・セーブ・ロードがちょっと時間がかかり煩わしかったですが、味はあるのでトータルで考えると、起動プロセスはこれはこれでありかなとも思えます。
BGMは素晴らしいの一言。これはサントラが欲しい。
グロテスク要素も、ストーリーに関する1つのエッセンスになるので、そのままで楽しんで欲しいです。
私にとってこの作品が、自分を構成する大事なピースの1つになったのでプレイして良かったと思います。
2199年の日本には、一体どんな光景が広がっているんでしょうね。