雰囲気とくじびきにはまりました。
すごくもったいない作品です。素材はいいのですが、いまいち活かしきる前に力尽きてしまった印象を受けました。
「くじびき」は非常に独特で面白いのですが、自分を含めキャラクターたちがその意義や楽しさに気付き始めたあたりでくじびき自体が終わってしまい不完全燃焼でした。
しかも、登場キャラさえ「唐突に終わったな」とおっしゃっていたので製作者も分かってはいたみたいですが、さらに何か仕掛けがあるのかなと思ったら後半は普通の学園物の感じで終わりました。いったいくじびきってなんだったんだろう…。
ただ他人の立場になって考える・行動するっていうのは、社会で生きていく上でも(作品を採点する上でも)非常に大事なことですよね。思いやりっていうのかな?それを改めて実感いたしました。