3作通してやらない場合は価値半減。
ドラクエ1~3、ドラゴンナイト1~4と並んで「シリーズを通してプレイしたら名作」になるタイトルだと思っている。
ゲームの世界ではD.O.は触手元祖のようなソフトハウスで、本シリーズ1作目の頃には触手=D.O.のイメージもあった。
そこに当時のエロゲでは珍しかったウォーシミュレーションゲームという事で大きな注目を集めたゲーム。
特にシナリオが光った。
ゲームバランスも良く、キャラクターが立っており、シナリオも起伏に富んでいる、音楽も良い、という
悪い所が見当たらないレベルだった。敢えて難を言えば、エロは触手に襲われている市民・職員のモブがメインで、
メインキャラクター達のエロは殆どあっさりしており、人によっては残念だろう。
また、今時のゲームと違い、触手に襲われているモブについても前後の文脈や台詞は殆どなく、
シチュエーションを楽しむというのも難しい。
ゲームバランスは良かったが、真面目に操作すれば敵AIを嵌めるのは難しくなく、時間との闘いを迫られるステージ以外は
楽に攻略できる。
広崎氏の絵は今時風では無いかもしれないが嗜虐心をそそられる所があり、個人的には今でも好きである。