「寝取られ」と銘打ってるが、「寝取り」だと思った方が楽しめた。CGがエロくて素晴らしい。卑語がきつすぎるのを心配してたが、許容範囲内だった。話は短いが低価格だし、ムダを省いて描きたいエロだけを描いた、という感じ。嗜好が合わない減点要素もあったが、それを差し引いても満足。
まず「ゆきかぜ」のビジュアルが好み。
個人的には「アサギ」とか「超昂閃忍ハルカ」を上回った。
上半身は貧相だが、足腰がちゃんと鍛えられた感じに描かれていて、日焼け痕もイイ!
Hシーンも尺が長いし、しかもムダにダラダラしてなくて良かった。
男がピストンすると、まるでお寺の鐘を打つように画面がゴゥゥゥン!と揺れるのが素敵。
俺もこんな気持ちよさそうなピストンしてみたいぜ・・・(笑)
だが、「寝取られ」とはちょっとイメージが違ってた。
まず、主人公の男とゆきかぜは、恋人未満の関係でセックスしてない!
これでは取られるもヘッタクレもないし、ゆきかぜが「○○以外のチンポでイっちゃうううう!」とかお約束なことを言っても、なんか変である。
そもそもセックスしてないのに・・・
そして、主人公の男に魅力がなくて、悪役の寝取る側の方が断然いい感じなのだ。
文章も、悪役の描写に力が入っており、悪役の側に名セリフや良いシーン、実感のこもったテキストが随所にちりばめられていた。
そのせいで、主人公よりも悪役側に感情移入してしまい、「寝取られ」ではなく「寝取り」シチュとして鑑賞することになった。
(多分シナリオライター自身が、寝取られより寝取りの方が好きなんだと思う)
私個人は「寝取られ」も「寝取り」も同じぐらい好きなので、エロければどっちでもOK!だったが。
エロは本編11シーン、おまけ8シーンあったが、ひとつひとつが長めで質は高かった。
おまけの8シーンはHシーンだけのブツ切りだったが・・・。
内容は、肉体改造&洗脳されてしまったヒロインが、娼婦として快楽に溺れていくもの。
卑語も、TPOにちゃんと見合ったもので、やかましい卑語が嫌いな私でも大丈夫だった。
ただ、ビデオレターでカメラに向かってアホづらでピース!とか、喉~胃の断面図とかは、いらなかったかな。
それ以外はとてもエロかったし、サンプルCGを見て好みに合いそうなら、外すことはないのでは?
短いし、シナリオ的には「えっ?これで終わりなの?」という気分にさせられたが、エロだけ評価するならば「満足」の一本だった。お手軽ヌキゲー。