せつない、だけれどどこか暖かいお話。なによりも、ヒロイン達と主人公の掛け合いがどこか暖かくて、BGMと伴って切なくて。一緒にお風呂にはいるシーンが多い貴重なエロゲ。前作の「この世界の向こうで」に感じた独特の良さが今作もありました。ぜひ、このメーカーはこの良さを持ち味にして欲しいです。個人的にこのまま隠れた名作であってほしいようなエロゲです。
最後のTRUEにボロ泣きしました。
ぽんこつヒロインには、どこか憎めなくて。
そんなヒロインをほっとけない主人公もどこか好きで。
大笑いするものじゃないんだけど、でもゆったり流れる時間にいつまでも浸りたくなる
このメーカーならではの作品でした。
ただ、このぽんこつ具合は、人によっては許せないイライラするかもしれないので
体験版推奨だと思います。
前作と比べると、パロネタに頼らなくなったのが一番うれしいです。
また、前作同様に、伏線を小さく織り交ぜながらも、一本の筋をたどるように回収されていくのも良かったかな。
桜の枝はご都合主義の最骨頂ではありますが、話をごちゃごちゃにされるよりはあれで良かったかと思います。
ただ一つ言うならハーレムルートといいますか欲しかったかなと思いつつ。
でも作風にあわないかもしれませんね。
感想は、もしこの先気が向いたらまた書きたいなと思いつつ。
またあの暖かい空間に浸りたいです。
素敵な作品でした。プレイして良かったです。
個人的に隠れた名作です。
オレンジエール次回作も欲しいです。
どうして、わたしが 耶澄くんの隣にいないんだろう。
もしも私が 未来があったとしたら
……なんて、ね。
さーて、帰ろっか 今の私の居場所へ
今日の夕飯 何かな