とにかく丁寧に作られている印象。 キャラゲーの入門作品としてちょうどいいのでは?
【プレイ時期】 2019年6・7月
【グラフィック】 5/5
みんな可愛い。めっちゃ可愛い。
柔らかいタッチで、作品の優しい雰囲気をより高めていた。
【音楽】 BGM 4/5 ボーカル 5/5
BGMは全体的に高品質。ただ、明確に覚えているものもないので4点で。
ボーカルは神。clover day'sとclover heart'sは文句なしの名曲。
しあわせがたりも最初はあまり好きではなかったが、クリアして聞くたびにどんどん好きになっていった。
サントラ買うくらいにはお気に入りです。
【システム】 5/5
クリアごとに起動画面のBGMが壮大になっていくのがとても好み。
また、ヒロインの独白があったのもとても良かった。
その時の心情なんかを詳しく知ることができ、最後の杏鈴の手紙なんかは涙腺緩みまくりでしたね。
【シナリオ】67/80
<ヘキル&ヒカル> 13/15
えっ、2人で1ルートなの? となったが、終わってみるとこの方が良かった気もする。
ヘキルは無邪気な恋心が真の恋へと変わった時の変化がめっちゃくちゃ可愛かった。ルート終盤では思っていた以上にお姉ちゃんしていて、癒されますわ…
ヒカルは恋の自覚以降、デレッデレになりこちらの頬が落ちそうなくらいだった。
ストーリー自体はテンプレといえばテンプレだが、十分上手くまとめられており、スラスラと読める良ルートだったかと思う。
<つばめ> 11/15
エロい、エロいっすよつばめさん!
溢れ出るエロスがたまらない、圧倒的本妻感のある人。
もし現実にいたら全部許せちゃいそう。
ストーリーは演劇部の話。
正直、あまり好みではなかった。それでも基本を押さえた丁寧な作りで、盛り上がる部分もしっかりしていた。その辺りの技術力の高さを感じたルート。
…でもやっぱり12時間クンニ以上の驚きはないよ。
<泉> 15/15
分かりやすいツンデレヒロイン。
でもそれがいい。デレ8割くらいで愛がにじみ出てるしね。
この作品で1番好きなヒロインだったり。面白いしね。
ストーリーは思っていたよりも壮大な話だった。
伏線自体はわりと見え見えで予想できてしまう部分も多いが、それでもキャラの良さで全て乗り切っている。もう少し後のことまで知りたい部分もある。
<杏璃> 10/15
妹その1。素直になれない系。
ストーリーはこの設定だと王道の、妹と付き合うってどうよ系統の話。
個人的には胸糞なキャラが多く出てきて不快指数の高かったルート。
最終的に上手くまとまってて良かった。
10年後の杏璃のCGが可愛すぎてやばい(語彙力)。こんな秘書と結婚したいねえ。
<杏鈴> 18/20
妹その2。妹だけどお姉ちゃん。
桐谷華さんの演技も相まって、とにかくほっこりするキャラ。
「ややや!」をここまで可愛くできるキャラは後にも先にも杏鈴1人じゃないだろうか。
ストーリーは杏鈴の、というよりは家族のお話。
メインストーリーにふさわしい、感動できる話だった。
もう少し杏鈴とイチャイチャしたかった気もするが…
【総評】 86/100
少々甘かったかな?
シナリオゲーというわけではないので、1年後にどこまで覚えているかと聞かれるとかなり微妙なのだが、キャラゲーらしくその場の可愛さを求める人にはこれ以上ない作品じゃないだろうか。
お手本のようなキャラゲーなので、これに合う合わないで自分の適性を見極められるだろう。
とにかく安心してプレイでき、心が優しい気持ちになれた、そんな良作でした。
※2019.12/1 やっぱり得点が高すぎたように感じるので、修正を行います。
システム5→4 水準以上だが満点なほどでもないな、と。
つばめ11→10 誤差みたいなものですが。自分の感覚に合わせて。
泉15→13 さすがに満点はやりすぎたかな。好きなルート・キャラだけどね。
杏鈴18→17 つばめと同じく。感覚に合わせて。
以上の結果、86→81点に修正しました。
さらに、5点刻みとするため、80点とします。