とにかく設定と世界観だけで泣ける!
名作と名高い泣きゲー。最近は泣きゲーをあまりできて
いなかったのでこれを機にFANZAでダウンロードしプレイ。
【キャラデザ・システム等】
・キャラは可愛いし、CVも皆さん上手で、良かったです。
・BGM・OPも神で世界観の表現に間違いなく貢献しています。
・パッケージは現実ではないシーンの認識ですが、彼方の夢・願望
かと思うと、非常に胸が締め付けられます。
・演出面が陳腐で立ち絵・CGも少なかったのが本当に惜しかった。
【感想(ネタバレ注意)】
<共通>
・始めた瞬間から名作になるとわかります。
・主人公の末期がん、どうしようもありませんが、
周りの人、そして何よりも彼方くん・耕介が良いやつすぎて、
果たして、それぞれの境遇に私自身が立った時、どのように
行動するだろうかと本当に考えさせられました。
・演出関連がいまいちだったので、ここが強化されれば更に
没入感が増し、評価が90点台に乗っていたと思います。
・またキャラの掘り下げがないこと、ラストに基本エピローグが
無く少し唐突に終わってしまったと思える部分も残念かな。。
※細かい描写も少なくて、若干説明不足な点もあった。
・あと、Hシーンは逆にない方が良かったかな。。。
<クリス(ノーマル)>
・永遠の存在と残り僅かな主人公、この対極にいる二人の
日常のやり取りになぜかほっこりした。
・トゥルーがあるのでこの辺にしますが、早くに亡くなる彼方を
クリスが一生想い続けるというのは、ある意味で通常の人間より
も長生きすることになるのかな。
・でも残されたクリスを考えるとトゥルー後だと特にきつい。
<二十重>
・キャラはよかったですが、シナリオ(というか怪物設定)は
正直に必要性はなかったかな。。。
・ただ、もう一度言いますが、キャラはかなり好きです!
<いずみ・優>
・この日常が大好きでした。
・私も何回か病気で1か月ずつくらい入院したことがありますが、
フィクションながらもあながちかけ離れすぎてもおらず、
その時のことを思い出しました。
・病気の人の最期の時までの感情の遷移と見送る側の想いが
詰まっていて、シナリオとしてとても胸を打たれ、優が心を
開く(?)シーンは泣きました。
・ただ、もう少しその後を見せてほしかったな。
<佳苗>
・佳苗虐がすさまじい。
・耕介ではありませんが、佐倉の心が壊れちゃう。
・主人公には酷いと思う反面、好きな人がいて相手の
性格がわかりきっている、そんな状況でとる行動としては
全く否定できないですね。
・佐倉の想いの強さの勝利といったルートでした。
・正直正妻は佐倉ですよね。。。
<クリス(TRUE)>
・世界を回ってきたのか問うシーン、正直タイムリープ系かと
思いましたが、そうじゃなくてよかった。
・エピローグの周りや、特に優の状況がわかりませんでしたが、
ハッピーエンドのようでよかった。