テキスト良、シナリオそこそこ、その他が同人レベル。
「プレミアムアーカイブス 北側寒囲」に同梱されていたためプレイ。
【キャラデザ・CG】
・背景・立ち絵は基本的に同人レベル。
・CGは落書きと、整ったもののいずれかになっており、
差が激しすぎる。
良いシーンでショボCGという点はかなりのマイナスでした。
・CVは付いておらず、あれば更に良かったかも。
・BGMもチープ。
【システム】
・システム面は古いです。
・選択肢が多く、ゲーム内の時間も長いため、
やはり選択肢までスキップがないと不便ですが、
おそらくボイスがない分、システムが軽く、
スキップスピードはありました。
【感想(ネタバレ注意)】
<共通>
・学園入学後の3年間を部活で過ごすストーリーで、
シナリオ・設定は悪くなく、テキストは読みやすかった。
先輩が卒業したり後輩が入ってきたりも昨今ではあまりないので
楽しめました。
・キャラもみんな生きておりかわいかったです。
・ただし、それ以外と締めがやる気を感じませんでした。
・題材としてはもっと評価上がる要素が詰め込まれていたので
もったいないというのが正直なところです。
・単車の知識はありませんでしたので、専門的な部分は
よくわかりませんでした。
<諒>
クーデレです。
自分の信念もあり、恋愛(三角関係?)の部分も悪くなかった。
<なお>
かわいいです。
従妹ですが、THE妹系ヒロインです。
くらき(すめらぎの巫女のヒロインですよね)も出てきて嬉しかった。
<結>
王道幼馴染で、キャラとしてもかなり好みでした。
一番お似合いです。(プロにならないENDの方が好み)
<藍香>
まさかの展開がありましたが、いいキャラしていました。
清先輩と歩んでほしかったなあ。
<貴子>
先生です。おまけです。
<早樹>
おまけですが、積極的な後輩でもっと色々と描いてほしかった。
CGは結構よかった。
<その他>
・予算と期間があり、CV、BGM、CGを安定させ、締めをもう少し
描いていれば、もっと良作(70点後半)になっていたと思いますので
もったいない。
・全体的に同人ゲームかなというクオリティ。
・過去作のすめらぎの巫女たちをプレイしていれば、”くらき”には
「おっ!」となりますし、いつ追加されたかわかりませんが、
シーン回想にくらきのおまけエピソードが結構あります。