テキスト、シナリオが結構よい。大正の東京で繰り広げられる亜人間と封魔・人間の物語(ただし絵柄、システムが流石に古い)
「プレミアムアーカイブス 北側寒囲」に同梱されていたためプレイ。
【キャラデザ・CG・CV関連】
・古い絵柄です。
加えて立ち絵やCGともに、等身や構図にたまに違和感があります。
・そして沙夜はヒカル(進藤でもありYOUTUBERでもあり)にしか見えんw
・CVについては普通。音質が良くないです。
・あと、くらきの悲鳴が随所にありますが、単純にうるさいので音量注意。。
【システム】
・システム面も古いです。
・当時の水準がわからないですが、個人的に本作品の年代の
ゲームに対して、DO作品はシステム周りが不便に感じることが
多いです。
・特にスキップが遅すぎて周回がかなり面倒でした。
・戦闘はスキップもできますが、悪くなかったです。
スタイルはファイアーエムブレムです。
【感想(ネタバレ注意)】
<共通>
・意外とシナリオもすっと入ってきて、テキストも
読みやすかったです。
・戦闘はもう少し方法の説明が欲しかったですが、面白かった。
※難易度もそんなに高くありません。
・世界観・テキストよし、シナリオ・戦闘も悪くなく結構
物語に引き込まれます。
・ただ、メインヒロインの一角の夢見が行動・性格ともに
受け入れられず、そこがプレイしていてストレスでした。
※現見は大丈夫だったんだけどなあ。。。
・選択肢が多い+システム面が面倒すぎですが、自身の
選択一つ一つがそれぞれの未来につながっていく感じで
ADVとしてはよかった。
<邪神ルート>
・導入編という感じですね。
・テンポも良かったですが、ラストバトルは描写が
あっさりしていました。
<人間ルート>
・2ルートありましたが、完全なハッピーエンドとは
言えないもののシナリオが結構よかったです。
<真実ルート>
・封魔と分かり合っていく過程にワクワクして読み
進められました。
・封魔を含めた全員に対してエンディングが設けられており、
いずれもスッキリ(サクッ)と終えられました。
・ラストはご都合展開感は否めませんでしたがハッピーエンドなら
いっかってなりました。
※最後に全員助かった理屈は不明でした。。
・キャラの掘り下げがもう少しあればよりよくなったと思います。
<覚醒ルート>
・まさに邪神無双!色々とスカっとします。
・すべて分かった上で真実ルート後におまけとしてプレイするのが
よいです。
<その他>
・夢見について、性格は受け入れられなかったものの、
もう少し二人の過去のエピソード等があれば感情移入できたかも。
・あと、主人公もですがこの二人は基本的に配慮が足りないので
そこも受け付けられない点でした。
・攻略は全部攻略サイトを見ながらプレイしました。
・周回性能とキャラの掘り下げがあれば、70点後半はつけていたと思う。
※時代もありますが、少なくともシステム周りだけでも快適なら
75は付けたかな。