【プレイしたのは旧版】だーまえファンならだーまえkey作品の片鱗(前段)が みられて、後悔はないかと。短いし説明もあまりしてくれませんが、 ひきつける文章力は確かにあります。
リメイクが発売となっているが、原作の方がFANZAセールで
安くなっていたため嗜みとしてプレイ。
keyに慣れてしまうと、伏線っぽいキャラや
行動に対して考察してしまいますが、何もない
パターンが多数ですね。
【キャラ・CV・CG・システム】
・キャラは基本的にみんなかわいいし、声優も豪華!
・キャラ絵は古いですがいたる氏の絵であることが
一目でわかります。
・BGMは今でも通用するレベルで良いです。
・システムはスキップがあるだけで良かった。
【感想(ネタバレ注意)】
<全体>
・日常パートはほんわかしておりテキストも読みやすい
ので苦なく読み進められます。
・唐突にやってくるストーリーの転換も難しいながらも
没入して読み進められます。
※解釈が合っているのか良くわからなかったですが、
そこはキー作品でも似たような部分が多いか。。。
・年代はかなり古い作品ですが、全然現在でも戦える
ポテンシャルの作品で、プレイして損はなかったです。
<長森>
・圧倒的嫁!そしてなぜ主人公に惹かれたのか謎である。
・中盤に関しては主人公が意味不明ムーブ過ぎて、
あんな仕打ちを受けても許して(受け入れてしまう)精神
には正直共感はできませんでした。
・ただ、日常の安心感のある二人の雰囲気にはかなり
癒されましたし、お似合いカップル感は高く、主人公が
残念であることを抜きにすれば一番好きなキャラでした。
<七瀬>
・暴力系が苦手なので不安でしたが、結構控えめ、
というかかなり乙女で個人的にはギャップにやられました。
・鈍感系主人公ムーブもありましたが、一直線な
シナリオでいい意味であっさりでした。
<茜>
・元来より無口系ヒロインのデレた時の破壊力は
すさまじい!
・拒絶具合は結構ライト目ですが、言いたいことは
はっきりしているし、一途系で良かった。
・「…行こ」の破壊力はみるさんボイスということもあり
抜群でした。
・シナリオとしても茜の芯の強さに感銘を受けたのと、
主人公消えるなってめっちゃ願いながらクリックして
いました。
・最後は終わりよければすべてよし!茜には
幸せになってほしいからね。
※詩子さん、途中、幽霊だと思って読み進めてしまい
すみませんでしたぁぁぁ!
<みさき>
・目が見えない理由も特に深く触れられずに、ただ盲目で
あるキャラ。
・裏腹に無邪気で快活なキャラで悪くなかったです。
・主人公が消えた直後はウルっときました。
<繭>
・精神年齢が、というかキャラ自体の年齢がかなり
幼いキャラ。
・行動も言動も感情の赴くままであり、keyであれば絶対に
2,3の秘密を持っていると思いましたが、何も
ありませんでした。
<澪>
・みさきルート(共通だったかも)で、主人公の妹か
その周辺が関係していると思い、実質最後の
ヒロインに選びましたが、そういうのではなかった。
・過去に会っていて、最後にスケブに主人公が記入する
展開は結構好きでした。
・声が戻らないのはさみしいですけどね。。
<シュン>
・伏線回収と思いきや、プレーヤーに考えさせるスタンスは
ほぼ変わりませんでした。
・同じ目といいつつ死亡が認識されているということは、
旅立ったわけではないってことですかね。
それともこの世界での死を享受した?
<最後に>
・おそらく容量等の制約もあり短かったのでしょうが、
それでも惹きつけられるものは確かにあります。
・R18要素はいらないですね。
・私はシュンルートをやって、逆に今いる世界が理想側なのでは
とも思いました。が、材料が少なく、ほとんど補完されないので
プレーヤーで考察するしかない。
フラットに考えるのであれば、永遠の世界に行くことは確定
しているが、向こうの少女もろとも愛の力で現実に引き連れて
ハッピーエンドってことかな。
・また、各キャラで特徴やシナリオは異なれど、シナリオ構成は
全く同じで、キャラやシナリオの掘り下げにもう少し時間を
使ってほしかった。