夏のド田舎を舞台にした明るい伝奇ゲー
昔、プレイしたことがあったが、FANZAのセールでお得だったので
再プレイしました。
やっぱり面白い!
【キャラ・CV】
・声優さんは当時の一線級が集まっており、豪華でキャラとも
マッチしています。
・キャラクターもそれぞれしっかり作られていてぶれることなく、
魅力的なキャラばかりでした。
・シナリオ度外視なら朱音さんが好みでした。
【CG等】
・夏の田舎の雰囲気がよく表現されており、背景・CGで引き込まれた
部分も多かったです。
・立ち絵もバリエーション豊かでよかった。
・CGの内容について、たまーに違和感があったのとシリアス関連に
もう少し凄みが出て好みだったかな。
【システム面】
・この時代からフローチャートがあるのは本当にすごいし便利です。
一定進めるとチップス(フラグメント)が少しずつ
解放されるのもよかったです。
・その他システム面も必要なものはそろっており、快適でした。
【シナリオ】
<共通>
・田舎の夏の舞台ということで雰囲気が良いです。
・伝奇ものですが、明るい雰囲気の中で不思議な体験が
混じっているイメージで、基本的には日常の掛け合いで
ストーリーが進行していきます。
・どのキャラの分岐に進むかで進行内容が変わり少しずつ
理解を深めていくような感じで飽きずに進められました。
・でもキャラゲーというわけではなく、シナリオを進めるための
キャラという印象のため、可愛いシナリオゲーだったかな。
・きちんとバッドエンドも複数あり、選択によって未来が決まる
のが面白かった。
・最終章のシンセミア前の過去編も、ラストは本当に人間終わっている
と思いましたし、天女の怨念は妥当ということもあり
引き込まれましたね。
<いろは>
・天女を祀る神社の一人娘ですが明るく奔放な性格と、
意外とオカルトには否定的で現実主義者って感じで
嫌いじゃない性格でした。
・シナリオは不老不死という点がピックアップされていましたが、
意外とあまり深くは突っ込まれなかった印象。
<朱音>
・春日神社に務める巫女さんで、人当たりもよく、
温厚な性格なので、なぜ周りがここまで放っておいたのか
わからないほど上玉です。
・サブキャラですので、シナリオはあっさりしていますが、
いろいろと可愛いので、満足できました。
<翔子>
・犯罪レベルの〇リキャラです。
・少し引っ込み思案ですが、いとこである主人公に
積極的なアピールがあり、そして結構大人。
・シナリオとしては、物語の闇部分の呪い関連を多くを担っており、
いずれの分岐ルートを見ても不憫な感じでした。
・ジャコスに連れて行ってあげないと!
<沙智子>
・こちらも大人っぽいですが、ツンデレ金髪〇リですね。
・サブキャラなのであっさりですが、おばあちゃん思いの
いい子でした。
<美里>
・こちらもサブキャラですが、昔の近所のお姉さんで
今は教師です。
・災害で母を亡くした際の心の支えの一つになっているキャラで、
意外と物語的には重要な位置を担っていました。
<銀子>
・天女の末っ子。森に住んでおり大半は謎に包まれていますが、
今回のお話では超重要キャラです。
・基本的にシナリオの進行に合わせて少しずつ情報をくれる
キャラですが、このキャラが一番頑張っているので
本当に報われてほしい。(どうやっても厳しいんだよなあ。。)
・長寿ながら乙女な性格であることと自由奔放で神出鬼没という
銀子さんだから、と許されるようなお茶目さもよかった。
<さくや>
・今回のお話のメインキャラです。
・普段は兄に対して毒舌ながらも、兄への信頼感は絶大で、
うちに秘められた想いがたまに見え隠れするのが
良かった。
・性格はしっかりしているものの無防備なところも
多く、魅力的なキャラですね。
・シナリオも、実の兄妹というところに本人たちも
周りも向き合っていて、特に叔母も最後まで認めては
いない点もよかったかなと思います。
・個人的には縁を切ってしまって二人で隠れて愛の巣
状態エンドも好きでしたけど。
・シナリオもよかったのですが、最後のシンセミアは
怒涛の展開で、ラストにも急に突入したため、
もう少し丁寧な進行と描写があれば、点数がもっと
あげました。