萌え抜きゲーなら70~80点相当。シナリオも悪い程じゃないが戦闘が完全に演出頼り。
戦闘が基本「はあああ!」「おおおおお!」カキンカキン
ばっかりで袈裟斬りなのか払いなのか突きなのか、決め手付近以外は何やってるかよくわからない
勢いだけで文章での描写が全然ない
出来の悪い演劇というかそんな感じに見えてしまう。
加えて話の整合性が取れていない部分も多々見受けられる
主人公が倒れた時にロウやらが見舞いに来るわけだが、次の日にまるで前日の見舞いがなかったかのように「倒れたって聞いたからびっくりした」と言い、主人公も昨日のことに一切触れず、心配かけて~みたいなやり取りがある
そういう、昨日同じ話したよね?ってのがチラホラあったりする
更に、刀の折れた十兵衛が、決勝にかの大典太を持ってくるわけですが、これを天音が「国宝級モノ」だろうと突っ込む部分があり、柳生に伝わる刀として薀蓄も多少語られる。
つまりは決闘仕様に作った刀に大典太としての名前をあやかったわけではなく、当時の時代に打たれた本物ということになる。
…作中の武器って謎の特殊鉱石で出来てるんじゃなかったっの?そのご都合パワーでバックドラフトだかの必殺技が使えるんでしょ?
それでダメージが殺傷力持たずに決闘のシステムが生まれたんじゃないの?
つまり大典太が打たれた当時、既に鉄や鋼ではなく例の鉱石で武器は作られたってことですか?武士の戦はスポーツチャンバラ?
明らかに一番最初に語った設定忘れてますよね。それでドヤ顔感で大典太の薀蓄語って、バックドラフトピカーって…
ライターが考えなしにリアル名刀出しただけなんでしょうが、こんな微妙な設定の食い違い残すくらいなら厨二的でもいいから作中オリジナルの刀でいいでしょうよ。「鬼切り」にあやかって酒好きだし「鬼殺し」とかで充分だったと思うんですが…
さてエロに関してはこれ抜きゲーか?ってくらい絵も数もいい感じ
こちらも文章がややありきたりで、シチュは違うのに同じことばっかな気がしてくる。
キャラゲーとして考えるならばエロもシナリオも期待値以上だとは思う
騎士系のシナリオモノと考えるなら今一歩というか二、三歩くらい足りない