シノちゃん・・・しっぽモフモフしたい
はい、毎度おなじみ僕はロリコンじゃない。
しってた、元の姿がちっちゃいのは見た瞬間しってたよ!ああああ、なんでワンシンーンしかないんだ・・・・。シノちゃんの掘り下げがあったら100点入れたまである。
なないろリンカネーションと地続きの世界とテーマの話ということで、前作をやっている自分としてはかなり楽しめる作品でした。作品全体の感想としては、前作の感想で書いた一切の無駄のなさから各キャラの掘り下げに余裕ができ、世界観と物語に拡張性が増したと感じます。前作で示した方向性をクオリティを維持しながら拡張していく様は続き物としては理想的な展開だといえるでしょう。
今回の主人公は前作と違い受動的にしか霊とかかわることができません。名前に性質に外見に影響されて霊にかかわっていきます。それが顕著に表れるのが前作主人公が助けに来るシーンですね。自己を持ち、マイペースに霊に対峙する真に主人公は憧れを抱きます。主人公は下手をすると物の怪になるわけですが、その結末が一番真との対比になるものだと感じます。片や、人間のまま鬼を使役し仲間の能力で霊と対峙し、片や物の怪と変じ自己に霊を自我すら無くして取り組み個人で霊に対峙する。逆に前作主人公に最も近づくのがTRUE ENDだといえます。このかかわり方が前作から提示される霊とのかかわり方であり、テーマになっているといえます。今回の作品で前作の主人公を出したのはこの対比ないし方向性の提示が必要だからであって、これまた理想的な登場のさせ方だと感心させられました。
今作で拡張性に関しては各キャラの掘り下げがおろそかにならない(シノちゃんぇ・・・)まま前作以上の密度で物語の展開を見せていただきました。次回作がどうなるかは前作の時点と違い選択肢が無数に増えましたので、希望や予想をせず心から楽しみにしています。
追記
ロリババァ枠がどうなるやら・・・いいんだぜ、シノちゃんのFDだしてもさぁ!!!!