処女作ということを除いても、一般エロゲとしてボーダーは超えていると思います。大きな欠点は無いが、突出した部分がキャラだけというのが残念でした。ストーリーは比較的リアリティがあり、安易にファンタジーネタに走らなかったのは良かったのでは?
設定は、エロゲとしては比較的受けにくい現実もの。
この手のものは、よほどしっかりした素材でないと高評価は難しいでしょう。
素材の欠点を補うには作家がそれを誤魔化す大げさな演出をするしかないですが、それもやりすぎると現実味のない奇跡になってしまいますし難しいところです。
ファンタジーものにすれば、ユーザの頭でストーリーが補完(推測)されるので、作家としては楽でしょうけど。
私の好きなラーメンで例えると、このゲームは塩ラーメンで、他の一般的なエロゲは豚骨ラーメンですね。
私は麺などの素材が味わえる塩ラーメンは結構好きです。