ErogameScape -エロゲー批評空間-

leonidaskunさんのブレイズハートの長文感想

ユーザー
leonidaskun
ゲーム
ブレイズハート
ブランド
KAI
得点
82
参照数
6308

一言コメント

「・・・・・・私達はシャドウギア。闇を操り、闇を葬る者よ」

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

ブレイズハート、コンプリートしましたので感想を書きたいと思います。
最初は私のブログからの引用、後半はえっちシーンとシナリオに関するネタバレあり感想になります。
後半部分は2つに分かれているので、シナリオ部分に触れたくない方は途中で戻るのをオススメです。



やっぱり地球を救うのはニンジャだと思います。

ブレイズハート、コンプリートしました。

体験版をプレイしたときは購入をギリギリまで悩むくらい心配だったのですが
実際にプレイしてみると全然問題ありませんでした。
絵がすごく好みなのはもちろんですが構図やシチュが
あまりに俺得なものばかりでここ数日PCの前でブヒィブヒィ言っていました。
〆鯖さんに僕の好みが完全に筒抜けw
あと、音声に修正がないののが大変ありがたいです。

プレイ時間はえーと・・・25~30時間くらいでしょうか?
えっちなシーンが43(+ラプラスビジョン10)となかなかのボリュームな上、
未読スキップはもちろん無し、ボイススキップもほぼ無しで
プレイしたので時間は結構かかっていると思います。

本記事にネタバレはありませんが、
近日中にネタバレありの感想を批評空間様にUP予定です。
このゲームに関してはえっちシーンとシナリオの2つについて
ネタバレ感想を書く予定です。
(えっちなシーンの感想についてはゲーム購入の参考になると思いますので
 いい感じに分けて見られるようにするつもりです)
なお、ヴァルプルギスは未プレイです。



以下、簡単な感想。



まず最初に言いたいのは「鬼姫さんのシーンがどれもこれも俺得すぎる」です。
褐色でロリロリしいのにばいんばいんという見た目だけで
すでにノックアウト寸前なのに・・・
あのシチュと構図で完全に叩きのめされました。オーバーキル。

可愛い絵柄にハードな陵辱というのがこのゲームの売りだと思いますが
血の表現がほとんどないのでグロ的なものを
求めている方にはちょっと不向きかもしれません。

ラプラスビジョンという陵辱シーンの展開を選べる仕様が特徴で
ハードを選ぶとなかなか強烈なのが待っています。
ただ、上述したとおり血の表現がないので
あと一歩物足りないと感じることもありました。
そしてここが結構重要なのですが、
「ノーマルの方が個人的にはすごかった」という点です。
とにかくエロいんです・・・ノーマルは全シーン良かったんじゃないかな。
特に鬼姫とゴズゥのやつはもう・・・パサパサ
(これはハードもめっちゃめちゃよかったですがw)

とりあえずハードは暴力、ノーマルは悦楽地獄と考えて
おおむね問題はないはずです。
またネタバレ感想のほうでも取り上げますが
ラプラスじゃないシーンもかなり気合入っていて素晴らしいので
期待していいと思います。
オススメは鬼姫にいたぶられる雷花さんとか
鬼姫さんのブリッ自慰とか。



次はキャラ別の感想を。
個人的キャラランクは雷花≧鬼姫>>雪菜=桐枝>桜火です・・・
が、正直どれも甲乙つけがたいほどいいキャラが揃っています。



桜火さん。

前作の金松さんの演技が野獣の咆哮だったとのことで結構期待していたのですが
今回はそれほどでもなかったかもしれません。
寡黙なキャラということで結構低めのおさえた声はなかなか癖があると思います。
「火菱」(必殺技名です)っていうときの声がなんかめっちゃツボ。



雪菜さん。

お口担当。すぐおいしくなっちゃう。
絶叫も素晴らしいんですが
密かに和姦シーンでのみうみうの演技がステキで悶絶してしまいました。
(テキストもかなりよかったのも一因)
ごく稀に青山ゆかりさんの声に聞こえるのは多分僕だけでしょう。
シナリオ上、必ずひどい目に合ってしまうのですが
そのシーンの構図が素晴らしくて何度も見てしまうという・・・
BLADESの中で最も肌色指数が低いボディスーツもマニアックで大変よろしい。
腋部分だけ開いてるとかもうね!



雷花さん。

お尻担当。すぐ気持ちよくなっちゃう。
元気なロリボクっ子かつスパッツ装備という
一見テンプレのようなキャラですが・・・いやはや結構騙されると思いますよ。
これもギャップ萌えというやつでしょうか?
東かりんさんの声がものすごく合っていて、しかもかわいくて・・・
甲乙つけがたい中でも東さんの声はひとつ抜けていたんじゃないかと思います。

個人的にはコスチュームが至高。
あみあみレオタードの上にぴっちりショートパンツというのもまたこれグヘヘ。
肌色部分の配置も絶妙です。

ヒロインの中で一番最後にクリアしたのですが
終盤の展開とラストの一枚絵が非常に素晴らしかったので
コンプ後の後味が最高でした。



桐枝さん。

おっぱい担当。すぐ淫語をいっちゃう。
BLADESのリーダーで先生。
このかなみさんの演技がたいへんスケベェで僕はもう・・・パサパサ
ラプラスハードで一番いいと思ったのは桐枝さんかも。
シチュ的にはそこそこあると思いますが〆鯖さんの絵が迫真すぎて
かなりすごいことに。ふとももむっちむちやぞ。むっちむちやぞ!

桜火さんルートで主役を食ってしまうの、やめたげてよぉw



鬼姫さん。

ひとりエッチ担当。すぐあやまっちゃう。
ソサエティNo.1美少女は僕の中でもナンバーワンなわけで。
(雷花さんはシナリオ補正ありでの上記ランク)
裏おぐおぐさんの声がこれまためっちゃかわいくて
キャラにも合っていて(こればっかりで申し訳ない)・・・きゅんきゅん。
語尾に「~ね」がつく時のちょっと↑に上がる感じがすごくツボ。
星メモの千波みたいな。こう書くと誤解を招きそうですがw
密かに絶叫ボイスに関しても
他の錚々たる絶叫声優陣を凌駕する熱演だったと思います。

あと何が良いって乳首の色が本当にステキ。
この指定をした方とグラフィッカーの方には足を向けて寝られません。
ありがとう、ありがとう。



次はシナリオ面。

ストーリー的にはそれほど目新しいわけではなく平凡な印象ですが
わかりやすく読みやすいですし、不快なキャラも皆無なので
どんどん進められると思います。
しょうもない一人相撲的な葛藤やすれ違いなどでイラッとくることもありません。
それでいて各ヒロインおよび主人公の心理描写が良くて
陵辱ゲーなのに萌えてしまう場面がたくさんあったのがすごいと思いました。

キャラ別感想でも少し触れましたが
雷花さんはあーいう感じでありながら実は冷静に物事を判断して
全体を見据えた行動を取れる謙虚な忍者という設定が非常に良かったです。
最初にあの見事な引き際を見たときは「やだ・・・かっこいい(ジュン)」状態。

残念ながら2点ほど明らかな矛盾、というか
ミスがあったのがちょっと痛かったです。
シーン自体はかなり良かったので余計にそう感じてしまったのかもしれません。
まぁかなりの少人数体制での製作で
〆鯖さんがいろいろな仕事を全部がんばってしまったことの併害と思われます。
ディレクターが他にもう一人いれば・・・



次はBGMについて。

タイトル画面曲で今作のメインテーマともいえる「B.L.A.D.E.S」が
かなりかっこいいです。
流れる場面も良く、しかも乱発されるわけではなく
ここぞというところでかかるので非常に盛り上がりますね。
ありがちな燃え曲ではなくじりじり来る感じが特に気に入っています。

個人的に一番好きなのは雷花のテーマ「Jumping!」
かなりかわいらしい曲ですが雷花の元気でひたむきな部分を
うまく表現していると思います。終盤の曲展開も◎
ラストをこの曲で締めくくった演出もすごく良かったです。

今回はサントラが公式通販でしか手に入らないようなので
結構希少になるんじゃないかと思っていたり。
はやくしろー、まにあわ(ry

SEはまぁそのちょっとアレな感じもしますが
あまり気にならなくなってきたというかなんというかw
ニチャ音はすごくいいと思います。
単純にバックで機械的にループしているものではないのがGOOD



システム面。

個別ボイス調整がないくらいで特に問題はないと思います。
桜火さんの声がキャラ的に若干小さめなので、
彼女だけ大きくすることができればなお良かったのですが
さほど気にすることではないと思います。
オートモードも調整項目はひとつですがウェイト自体に問題はなく
快適に手放しプレイ可能です。



最後にCGについて。

〆鯖さんの絵自体が非常に好みなのでそれだけでも十分なのですが
ワイド画面を生かした構図がすごくいいんじゃないかと思っています。
雪菜のバックとか鬼姫さんのブリッ自慰とか(またか!)
ゲームの性質上(?)開脚させられちゃってる絵が多いのですが
その辺も絶妙なさじ加減になっていて、ああ・・・パサパサ

惜しいと思うのはもうちょいよだれや吐瀉物を多めに描いて欲しかった点。
PIXIVとかでは舌つきだしてヘロヘロになっている絵を拝見できるのですが
あれをこの作品でも取り入れて欲しかった!
いろいろと素晴らしい点が多かったが故にそこが悔しいというかなんというか。
逆にこれが完璧だったらもはや言うことなど何もないわけで。



以上、コンプ後一晩おいてからの率直な感想でした。

いろいろと書きましたが、可愛い絵柄にエロいテキストということで
実用度がものすごく高かったです。
実はこれこそが最も特筆すべき点なのかもしれません。

ハードなものは読み物としてはいいのですが
なかなか使用するにはハードルが高いわけで。
その点ブレイズハートはそのギリギリのラインを
うまい具合に突っ走っていると言えます。

購入を迷っている方って少なからず〆鯖さんの絵が好きなわけですよね?
もしそうなら何も考えずにイヤッホオオオゥしても大丈夫だと思います。
万夜さんの担当ではないえっちなシーンのテキストも
すごくいいのでその辺も悩む必要はないでしょう。

さて、それでは今日も鬼姫さん×ゴズゥを見てニヤニヤしますかね。



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ここから先はネタバレありの感想になります。
未プレイの方はご注意ください。
ただし、前半部分でえっちシーンについて、後半部分でシナリオについて言及しているので
前半部分は購入検討の参考にご覧頂いても問題ないと思います。



えっちなシーンに関しては特に良かった&印象に残ったものをキャラ別に挙げていきます。
・・・と思ったけど実際文字で表現するのがすごく難しいw
上手く伝わらなかったらすみません。


桜火さん。

・桜火ルート、鬼姫に敗北後ヴィランにおねだり
金松さんに何が起こったんだっていうくらい声が艶っぽいんですよね。
ヴィランさんに対して敬語なのも非常にステキです。

・雷花ルート、餓鬼丸に敗北後大量のヴィランに輪姦
設定上(?)お口をふさがれてしまうことが多いわけですが
ここで活躍するのが括弧書きのヒロインモノローグです。
ベタだとは思いますがフガフガ言いながら長いセリフを言うのもアレですし、
口ふさがってんのにどんだけしゃべるねんっていうのもなんか変な気がするので。
このシーンはだんだん桜火さんが駄目になっていくテキストが秀逸です。
(これは自分の身を守るため、だからもっと腰を振らなきゃ・・・)
のあたりはぐっときます。ここまでの気丈な態度を見ていると特に。



雪菜さん。

・共通ルート、ゴズゥメズゥに陵辱後餓鬼丸に屈服
とにかく絵の構図がすばらしいです。背中とおしりパラダイス。ワイド画面の真骨頂。
シチュ的にも昔から好きだった人の姿をした餓鬼丸に犯されるということで
拒絶と快楽の板ばさみになった雪菜さんのセリフが◎
青井さんの演技も迫真で言うこと無しです。
(餓鬼丸っていうのはいわゆる悪役です。BLADESのメンツと同郷の忍。
 いろいろあって(説明めんどくなったw)桐枝の恋人烈真の肉体に乗り移っています)

・雪菜ルート、和姦
これもまた構図の大勝利。ちょっと上よりでテキストウィンドウにかぶっていないのも◎
えっちなシーンが始まる前の「た、大切に、して・・・・・・ください・・・・・・」には
いろいろなものを破壊された気がします。
何度か見たことのある表情差分のはずなのにものすごい破壊力でした。
ただ、後述しますが共通シーンとの間に結構致命的なズレがあるんですよね・・・
このシーン自体はものすごくいいので非常に残念です。



雷花さん。

雷花さんは強キャラなのでどのシーンも素晴らしいのですがその中でも良かったのを。

・雷花ルート、雪菜救出失敗後メズゥゴズゥに陵辱
普通にサンドイッチなのでシチュ的にはよく見かけるとは思いますが
東かりんさんの演技がめちゃくちゃかわいくて悶絶。
「ぶちまけてくださぁい」は思わずメズゥさんが「今のはキましたね」と言ってしまうほどw
そりゃぶちまけるわ!

・雷花ルート、カエルさん
カエルさんえっちはラプラスビジョンでハードだとカエルさん出産ですが、
個人的にはノーマル時のカエルさんとの濃厚なディープキスがステキでした。
めちゃくちゃ感じてる雷花さんのモノローグもたいへんおいしゅうございましたぐへへ。

・雷花ルート、選択肢失敗時鬼姫に触手&言葉攻めNTR風味
どっちも個人的に大好きなキャラということもありますが
鬼姫さんの無邪気な声で「ねぇどんなきもち?どんなきもち?」されたら僕はもう・・・
それだけでも十分神シーンなんですが、眼前には直前に愛を確かめ合った了司さんが
瀕死状態ですっころがされてるんですよね。
んで、「いやっ、ボクこんなに感じて・・・了司さんごめんなさい」状態に。
ついげきの触手でさらにダメージは加速した。
途中からは痛覚を遮断されての快楽攻めでさらに興奮の展開に。えろすぐる・・・



桐枝さん。

・桜火ルート、ヤシャビヒ幻術姦ノーマル
幻術使いの桐枝さんですが自らも幻術にまどわされてアヘェしてしまうお話。
具体的には恋人の幻影を見せられての快楽攻めです。
このかなみさんの演技はもはや”艶”技と表記すべきほどのエロエロっぷりで
こんな声を聞かされたら僕はもう・・・(10行ぶり、2回目)
他キャラに比べて淫語多めなので、その筋の方のご要望にもしっかりお応えできます。

・雷花ルート、貫通型人間ホール
触手で下から上まで貫いてしまうお話。
これだけならよくあることだとは思うのですが
すごいと思ったのは締め付けを強化するために胴を他の触手で締め付けている
(一枚絵でも上手く表現されています)のと
傷ついた体を修復しながら犯すので延々ひどいことになってしまう点。
ワイド画面を生かした構図も抜群で、のけぞった桐枝さんは必見です。
もちろんこのかなみさんの演技も至高。
もうちょい口からの吐瀉物が描かれていればなお良かったんですが。

あと他にも餓鬼丸にこのヘタクソと言いまくるシーンも大好きですw



鬼姫さん。

・桜火ルート、見せつけブリッジ自慰
一枚絵表示された瞬間に思いっきりガッツポーズしたほど素晴らしい絵。
のけぞりすぎてこっちもブリッジしたわ!
絵もシチュもセリフも声も全てがパーフェクトで2011年個人的エロシーン第一位。
欲を言えばアームウォーマー的なものを外していてくれればさらに良かったです。
是非製品版を買って自分の目で確かめてください。

・雪菜ルート、おちんちんらんどノーマル/ハード
ゴズゥさんの奴隷になってしまったばあいの鬼姫さん。
最初は一体なにがはじまるんです?とどきどきしていたら、YATTAAAAAAAA!
ノーマルはゴズゥさんに優しく扱かれた後、自分の両手で(ここ重要)激しく何度も。
ハードは自分のおっきな胸とおくちで・・・
欲を言えばさらにこの状態でBLADESのみなさんをパンパンしてくれればありがたかったのですが
なかなか人生うまくいかないものです。

メズゥさんの奴隷になったばあいの鬼姫さんもステキです。ドリルとか・・・



おかあさん。

・桜火ルート、ダーク了司くんに・・・
ダーク了司くんの吹っ切れっぷりと背徳感あふれるテキストが素晴らしいです。



モブ子さん。

・共通ルート、エージェントAさんハード
とにかく腹パンです。ゴズゥさんのパンチがどっすんどっすんぶち込まれます。
そのあと突っ込んだ上で腹の皮越しに自分のものを扱くという・・・
なかなかハードでございました。
エージェントAさんの演技が棒なのも味があってGOOD



複数

・桜火ルート、エターナル孕ませシステム
肉の壁に埋め込まれて、お尻から栄養を供給されつつヴィランの仔を孕ませ続けられるシーン。
胸に取り付いた触手が妙にエロいのと、
雷花さんのなんとも言えない切ない表情が非常にステキです。



思ったより長くなってしまいました。
他にも素晴らしいシーンがたくさんあったので非常に満足しております。



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ここから先はシナリオに関する、ネタバレを含む感想です。
未プレイの方はご注意ください。



メインヒロインが3人ということで個別ENDが3つあるわけですが
ストーリーの主な流れが共通なので「おい、またこの展開かよ!」と思ってしまうかもしれません。

しかし個別ルートにおけるキャラの行動や心理描写は好感が持てるテキストでよかったと思います。
冷静なようで意外と突っ走ってしまう雪菜、捕らえられてしまった雪菜を救出するために
自分の気持ちを押さえつけて撤退する雷花など、結構ぐっと来るものがありました。

特に雷花ルートラストの戦闘シーンは、
「あれ、なんでこんな王道の展開に感動してるんだろう・・・」状態に。
全然違うけど何故かスマガのミラを思い出してしまったりw(黄色いだけです)

これまた雷花ルートラストの一枚絵のシーンは、かわいらしい雷花のテーマと絶妙にマッチして
すごく幸せな気持ちでゲームを終えることができました。

ただ、非常に残念だった点が2箇所あります。
それは・・・あんだけガバガバになるまで陵辱されたのに処女に戻ってるじゃねーか!なシーンが
二つあったことです。

ひとつは雪菜ルートラストの和姦シーン。
「こんな穢れた体でも、いいの?」的な展開を期待していたら「え、破瓜?」みたいな。
びっくりして、「あれっておしりセーフだったのかしら」とえっちシーン途中で
ロードして確認してしまうほどでした(がっつりぶち抜かれていました)
しかもその和姦のシーンはこのゲームでも屈指の名シーンだっただけに
この気持ちを一体どこにぶつければ良いのやら・・・
これディレクターの人も
「あああ、発注ミスったけどすごい良いのがきちゃったからこのまま使っちゃえ」
みたいな状態になってしまったんだろうなぁと推測してしまいます。

もうひとつは雷花さんのカエルさんノーマル。
こちらも盛大に陵辱されてしまったあとにも関わらず
「カエルさんに破瓜なんていや・・・おしりで許して」という展開に。
このシーン自体が素晴らしかったのと、処女であったことを引っ張らなかったので
前述のものよりは気にならなかったのが救いです。
雷花ルート和姦はちゃんと非処女だったしね(しかもこのシーンがまたいいんだこれ・・・)



あとひとつよくわからなかったのはシャドウコアによって心の闇を増幅させて
シャドウギアに変身している、という設定です。

例えば桜火は孤独という闇を抱えていてそれを増幅させているわけですが
主人公と通じ合うことで孤独じゃなくなってしまうわけです。
それでもなんか普通に変身できててアレ?という感じに。

雪菜ルートで主人公自身がこのあたりに言及していたのですが
なんだかうまいことはぐらかされてしまっていて・・・ちょっとモヤっとしています。

あと、すごい細かいことなんですがずっとバス通学だった主人公が
雪菜ルート入ると徒歩通学になっている気がするんですが・・・気のせいだよね。



そして雷花ルートをクリアすればわかることなんですが
微妙に続編が作られそうな雰囲気です。
伏線未回収とかそういうのではなくて、大元の黒幕がまだ残っていること、
鬼姫が事件解決後行方をくらましていることがさらっと語られているので。

上述したような不満点や、あと少し手を加えればさらによくなる点が
ばっちり改善されたブレイズハート2が出ればこの上ない幸せです。
〆鯖さん、お願いします。お願いします。



結構な長文になってしまいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。