キャラゲーの素地に感動系のグランドエンド。高評価なのもうなずけるが小粒感が否めない。ヒロインの魅力が各ルートの満足度に直結しているため、個人的にシルヴィルートと玲奈ルートはまあまあ楽しめたが、エルルートはちょっと退屈だった。妃玲奈はあまり見かけないギャルキャラで、同じ系統(ギャルっぽい外見)のヒロインは辻堂のあずにゃんしか思いつかない。さかき傘はこういうキャラを描くのが本当にうまいな。
グランドエンド後の絢華ルートが見たかった。
ーーーーーーーーーーーーーーー2018 Mar.4ーーーーーーーーーーーーーーー
【理亜】
「お前はマジメに勉強しろ」
【央路】
「はぁい」
【理亜】
「一応先生は紹介してやるよ。
勉強といえばこいつに頼ればOK。
オレも中学のころクッソお世話になった」
【絢華】
「なんでわたくしが……お断りよ」
【央路】
「城ヶ崎かぁ。
頭は良さそうだけど先生してもらうのは怖いなぁ」
【絢華】
「でしょうね。
わたくしも御免です。さようなら」
【理亜】
「いいじゃん。小学生のころはぐるぐるメガネだったレベルの
お前のガリ勉が役立つの、ここくらいだぞ」
【央路】
「へー、城ヶ崎って小学生のころぐるぐるメガネだったんだ」
【絢華】
「ッ、恥ずかしい過去を言わないで」
【央路】
「はは、いいじゃん。
俺の友達にもいたぜ、ぐるぐるメガネ。小学校前だけど」
【絢華】
「フン、興味ないです」
【央路】
「懐かしいな~ガリ勉のあーちゃん。
幼稚園のころから勉強ばっかしてたっけ」
【央路】
「高遠によくカンチョーされて泣いてたな。
俺がかばってやってたけど。いま元気してるのかな」
【絢華】
「……」
【絢華】
「は!?」