寝取られゲー。寝取られる過程よりも1シーンごとのインパクトで勝負している作品という印象が強い。全体的に敗北感を刺激する描写は多く、(寝取られ的に)これはエグイと思う展開もいくつかあって1シーンごとの内容は概ね良質。ただ経過のすっ飛ばし具合も同様にエグく脳内補完必須、寝取られる気満々なテンションでプレーするくらいが丁度よさそう。
ブランドとして力は有るように思うのですがイマイチ歯車が
かみ合っていない印象のするORCSOFTの第三弾。
今回は第一作目と同様、寝取られゲー。
結果はというと-・・・癖の強い作品に仕上がっています。
今回のヒロインは、
・萱原春花:おっとり系幼馴染、主人公とは長年付き合いのある友達以上恋人未満な関係
・宮里千夏:新体操の特待生、主人公が告白して現在お付き合い中
どちらもお化けおっぱいの持ち主です。
今回はヒロインは2人いますが、お互いのシナリオにもう片方のヒロインは全く無関係。
そもそも主人公自体が違うので実質2本の寝取られゲーをプレーするような感覚。
寝取られ役も当然別で、それぞれ
・春花は、顔良し、頭良し、器量良しのハイスペック大学生
・千夏は新体操部の鬼コーチ
という感じ。
■構成・展開
まず初めに春花か千夏どちらの話を進めるかを選択。
以降各ヒロインのみのお話が展開。
シナリオの途中に2択をいくつか選択して分岐という感じ。
視点変更は選択肢によって発生する程度、周回などはなし。
これは大変嬉しい誤算だったのですが、
OHPには選択肢はバッドエンドを回避するか否かという感じの文章があったので
てっきり、バッド回避は純愛かと思っていたのですが、そんなことは全くナシ。
まず千夏は何を選んでも即寝取られます。
春花は回避できる場合もあるのですが、最終的には結果は変わらず寝取られる。
というか回避し続けたほうがエグイ展開に。
選択肢は「バッドエンドor純愛」ではなく「バッドエンドorさらに寝取られる」
だったようです。
純愛エンドはゼロ。素敵だと思います。
単発バッドエンドを抜かすと各ヒロインともシナリオは一本道。
それを見ると後日談が解放される仕様。
という訳で、エンドは全体で14[春花7/千夏6]とやたら多い。
※うち各ヒロイン2エンドはクリア後に解放される後日談のエンディングを含む
話としては幼馴染が、他の男に快楽に手籠にされて最終的に捨てられるという
寝取られとしてはオーソドックスな展開が大半で、ヒロインの初期設定とそれに
関連して相手が違うのみで両者にはあまり大きな差はなし。
特徴的な違いがあるとすれば、寝取られる過程の描写でしょうか。
千夏は即堕ち。
2回目のセックスの時にはすでに「セックス最高」発言。
春花に至っては寝取られる過程は全く描かれません。
家庭教師がくる前の会話が少しあって、すぐに~一ヶ月後~、最近態度がぎこちない・・・
みたいな展開。
そもそも過程を見せる気がないということでしょうね。
堕ちる経過を描くか堕ちたところから始まるかは一長一短があると思うので
個人的には別にこうした構成でも構わないのですが、それなら千夏のように序盤に
中途半端に堕ちる過程を描いたりしないで欲しかった。
半端に描かれると却って盛り下がりますね。
■エロ/寝取られ
回想枠20、体感では17[千夏9/春花8]
前述した過程の描写と関連して1シーンを魅せるという点に関しては
結構良い出来栄えだったと思います。
・主人公の注目すべきポイントが細かい
・寝取り役の攻め方が陰湿
・お互いに愛し合っている/セックスに夢中なことが良く伝わる描写
といった部分をしっかり押さえてくれているのは大変好印象。
まず、主人公の視点ですが、いい感じで普段とのギャップや奉仕の具合などなど
如何に自分には見せない真剣で淫らな様子かを細やかに注目してくれます。
巧い表現などはないのですが、寝取られ的に見るべき部分には不足なく反応している。
寝取り役も中々名優ぶりで、蕩けているヒロインに向かって主人公の存在を仄めかして、
否定させる、如何にヘタれなのか意識させる等の陰険な言葉責めが多い。
特に春花シナリオの完璧大学生は非常に優秀。
毎回のように春花に主人公を否定させて、余計に自分に夢中にさせる手腕は素晴らしい。
プレー内容も
・キス
・快楽に我慢できなくてオネダリ発言
・主人公をないがしろにする態度、発言
などの場面は非常に多く、千夏の序盤一部を除き
ラブラブ、アヘアヘ、チュチュな雰囲気が良く表現できています。
寝取られの見せ方ですが、
春花:春花視点2/主人公視点1/覗き見2/直接見せつけ2/ネット映像1
千夏:千夏視点4/覗き見1/直接見せつけ2、ネット映像2
という感じ。
千夏はヒロイン視点が多いためか快楽にヨガリ狂っている部分が強調されています。
春花の方が上記したシーンごとの特徴が顕著。
過程の描写の有無の事もあって、寝取られ感は圧倒的に春花に軍配ですね。
その他にも、春花シナリオの方が主人公の心の浮き沈みが激しくなっており
希望が打ち砕かれた感が強いなどの特徴あり。
その他細かな話
・千夏は全裸かレオタード、春花は全裸クロニーソが多い
・体位などは本当に特徴なし
・特殊なプレーは乱交映像抽出、接待奉仕、バトンを挿入、AVデビューくらい
・新体操部員の千夏、軟体シュチュはわずか1つだけ…
・回想では男性視点の選択ができない
最後の回想の事などは結構問題でしょうか。
エロシーンの詳細は下記に記述。
お好みでどうぞ。
そういえば特典でお風呂場用ポスターがついてくるのですが、
寝取られヒロインがアヘっているポスターを風呂場に張って喜ぶ人いるのでしょうかね。
とりあえず張ってみましたが大変落ち着かない気持ちになりました。
色々書きましたが、寝取られ感や敗北感は概ねきちんと表現できていたと思います。
■まとめ
ほぼ完全に堕ちた状態から始まる寝取られを許容できるかが重要な点になりそう。
過程を描かない分、初めからしっかりと寝取られシーンの内容は濃くなっているので
個人的にはありですが、寝取られとして評価に値しないという指摘があっても
おかしくはない部分があるのも確かでしょう。
割り切ってプレーできる自信のある方は事故が少ないゲームと言えるかもしれません。
嗜好が合えばどうぞ。
■エロ詳細
[千夏]
※☆は主人公視点有り
※選択肢でエロシーンが変化する場合は(A)(B )と表記
・☆変態マッサージ
目隠しレオタードでマン繰り返し
→愛撫&クンニ
→失禁絶頂
→処女喪失
☆覗き見の場合はそのままシーン閲覧後ゲーム終了
・先生のお見舞い
女子寮のトイレで全裸のまま尻を向けて愛撫&実況中継
→潮吹き絶頂
(A)→そのままバックで挿入
(B)→主人公と電話しつつY字開脚のまま挿入
→中だし絶頂
・疑惑の投稿サイトにアクセスしてみると…
モザイク処理されているものの明らかに千夏がラブホでフェラ
→口内射精とともに失禁
・新体操部エロ接待
学園への大口出資者を高級クラブに招いて新体操部(彼氏持ち限定)がご奉仕
エロレオタードで傅いてフェラ
→背面座位で挿入
→最後は失禁
奉仕中、部員たちが接待前に彼氏を振る映像が次々と流れて支援者の人大喜び
・気絶させられて目覚めてみると-・・・
吊るされてアナルセックスでアヘる幼馴染がいました
拘束具&エロレオタード&棍棒(?)挿入&アイマスク装備
→絶頂して主人公の顔面に失禁
・新体操をやめると聞いて千夏もとへいってみると…
コーチと2人で待機、真相告白
→コーチの膝に座って主人公にオナニー見せつけ
→そのまま挿入
結婚宣言有り
主人公の視線をオカズにして気分を盛り上げる千夏
・卒業後ある噂が…
AV女優デビューしてました!映像はファン感謝、中だし大会のもの
→マン繰り返しして全身愛撫
→ぶっかけアクメ
[春花]
・クローゼットに忍び込んで家庭教師の様子を見てみると…
春花、成績アップのご褒美おねだり
背面座位の格好でチュッチュ&愛撫
→クリトリス擦られて潮吹き絶頂
→膝まづいてフェラ
家庭教師が散々春香と主人公との関係を羨む度に春花否定しまくり先生一筋宣言
なんとか先生の「誤解」を解こうと必死なヒロインが健気で良かった
・両親不在の春花にご飯を届けてみると-・・・
部屋で家庭教師とチュッチュしてました
→背面座位で愛撫
→69
→春花自ら股間を開いておねだり(処女喪失)、正常位
→最後は中だしおねだり、お嫁さんにして発言で絶頂
・ラブホでセックス
バック
→アヘりつつも主人公や告白してきた男に懺悔する(させられる)
→中だし絶頂
・風邪をひいた春花をお見舞い、ついに勇気を振り絞って告白すると-・・・
春花は布団の下でローターとバイブでビクンビクン
→家庭教師登場、おしっこしーしー背面座位で公開セックス
→最後は主人公の顔に失禁して絶頂
主人公の視線をオカズにしている春花がいい感じです
・ネットに乱交映像流出
薬でアヘアヘになったまま背面座位で突かれまくる
・4年後偶然出会って過去を清算、お互い新たな関係を築こう再出発、
そんな時ふと会社に呼び出されていくと・・・
社長と専務と一緒に3Pしてました!
フェラ&バック
→前後2穴挿し
見せつけられてオナニーしてしまう主人公を侮蔑する春花がいい
・最後の最後に手に入れた純愛
クンニ
→正常位
汚れきった体を慈しむシーンはなかなか趣がありました。
・そして結婚、妊娠、幸せな生活に-・・・なるわけがなかった!
主人公仕事中に自宅では家庭教師とぼて腹騎乗位でアヘアヘ
→母乳吹きつつ絶頂
実は家庭教師がぼて腹セックスしたいと言われたのでその要望に応えただけ。
春花浮気している背徳感をオカズに盛り上がりまくり
純愛エッチは単なる演技。
子供は勿論家庭教師の子供です。
めでたしめでたし。
以上です。
お疲れさまでした。