こんなに心が躍る作品は久しぶり。
きゃべつそふとのゲームはアメグレ以来で、2作目で前作の出来を考えると、今回のさくレットは期待せずにいられませんでした。さいころは未プレイ。(今度買います)
この怒涛の伏線回収は癖になります。もう読んでて気になって手が止まりませんでした。
最初から最後までまき散らした伏線を見事に回収し、しかもその答えがそうきたかーとバチンと来る感じで、読んでいて全然飽きませんでした。
基本的に話は一本道で、難しい作り方だと思います。大体はどうしてもキャラがメインキャラの引き立て役止まりになりがちですが、トムさんはこの手の作り方が本当にうまい。どのルートでも大体のキャラは存在感があるし、サブキャラもうまく使っています。ミステリートレインなんて全員キャラ登場したし、あるキャラの老害っぷりや、あるキャラ同士の意外な繋がりなど、サブキャラにも捨てキャラがいなかったのはすごいことだと思いました。
キャラはメリッサとアララギがお気に入りです。特にアララギ…キャラの性質上、難しいのはわかるけど、攻略したかった…。メリッサは性格がドストライク。寡黙ながら、妙にノリがよかったり、相手に尽くすあたりがもう愛おしかった。
本当、冬茜トムさんのファンになりました。今回は今までプレイしたえっちげの中でNo1なんじゃないでしょうか。
プレイ後の喪失感というか、虚無感が半端なかった。こんな作品は久々です。個人的にはアメグレより好きです。
このゲームにave;newがかかわっていれば言うことがなかった……。まぁ、色々あるんだろうね。
きゃべつそふとというよりも、冬茜トムさんの作品を見逃さないようにしたいなと思いました。
基本的にトムさんいない場合はきゃべつそふとは大体スルーしますが、トムさんがいれば、また購入したいと思います。