当り障りのないキャラゲー
絵買いだったのでまぁこんなもんだよねっていう感想
●良かった点
・高飛車で金髪女って結構サブヒロインだったり攻略不可な場合が多いけど、このゲームではそれがメインヒロインなのも有り難い。
・やはり絵は綺麗、最近よくある５～６頭身のかわいい系ではなくグラマー体型なのが個人的に凄くいい。
・攻略時間もそこまでかからないので気軽にプレイできる。
シナリオはお世辞にもいいと言えないので、個別に入って２～３時間で打開できたのは最適な時間だと思う。
●悪かった点
・まぁやはりシナリオが特別何かに秀でてるわけでもなく、退屈だなって思う時間が多い。
正直吸血鬼と言っても、純血だからっていう理由で吸血鬼っぽくないし、主人公もなりたてだから不死だけど限りなく人間に近いっていう設定で吸血鬼らしさをあまり感じる事がないシナリオだった。
・わざわざトゥルーエンドを用意した意味がわからない。
正直トゥルーエンドのシナリオもラスボス登場かと思いきや割と小物臭が凄い。
いっその事獅音√を最後に攻略するようにして最後までやってくれたほうがテンポよく終われたんじゃないかと。
・クララ、天音は完全に別のストーリーとなっているが、メインの潤美、獅音、覚夜のシナリオがかぶってるので今後の展開が予想しやすかったのも残念。
・複数シナリオライター起用の弊害
基本受け身だけど熱血教師の主人公、覚夜、潤美√では割と優しい感じのイメージを持つが、獅音√で唐突に「～～だぜ」とか言い出してびっくりした。
高飛車相手で一番受け身になるのかと思いきや、他√と比べて強気になったので違和感がすごかった。
総括
特別良くもなかったけど、悪くなかった作品
元々かんたか氏の夏侯惇、夏侯淵の絵が好きだったのでキャラ自体は凄く自分好みで最後まで出来た。
シナリオはもう少し頑張って欲しい所だったが、絵で満足できたので買って後悔はしない作品だったのが良かった。