意味不明なテキストに頭痛を覚える
ダークな世界観を持つ作品の多くに見られるテキストへの批評が「回りくどい」「助長」と言ったものですが、それ等は世界観の構築に一役買っている「必要な物」である場合が殆どであり、いくら回りくどかろうが助長だろうが『意味不明』な事はまずありません。 本作のテキストは本当に『意味不明』です。読んでいて頭が痛くなります。 場面が飛び飛びで判り難いとか、主人公の思考回路が痛々しいとかそんな軟な問題ではありません。