人と機械が織りなす真理の物語。いざっ、起動(ジェネレイト)!!
いや~メッチャ熱くて燃えました!!燃え系は久しぶりだったのですが、やはり他のジャンルより
も一番しっくりきました「ああ、これだよこれ」という感じで。
内容としてはまずキャラがみんな熱くて格好いい!男女共にそうなんですが、特に男の格好良さが
際立ってます。
お気に入りキャラはジュン、礼、アレクサンドル。
戦闘パートはかなり厨二で、ぶっ飛んだ性能や能力がかなり出てきましたが僕は大好物なので全然OK
でした。でも凌駕(主人公)のセリフだけが妙にくさくて、盛り上げようとしてるのは分かるけど今思うと
結構スベリ気味(苦笑)
BGMや効果音などのサウンド面は素晴らしい。
輝装や影装などの武器を展開して戦うというのも変身ヒーロー的な熱さがあって男心を激しく刺激さ
れ、誰かが新しい装備を顕現させる度に鳥肌立ってました(笑) 特にジュンが初めて輝装を展開した時
なんか涙しそうになりましたよ。
戦闘以外では合間合間にライターさん独特の機械と科学に対する定義や、人間というものに対する考察
や哲学などが綴られており読み物としてもなかなか興味を惹かれました。まあこの部分は好みが分か
れるでしょうけど。
ルートの進行は固定されていて、最初は美汐かエリザベータのみ攻略可能。どっちかクリアしたら
(だっけ?) ジュンが解放、最後にマレーネ。この点に関してはどのルートもそれぞれに盛り上がりを
見せ、物語が終わりに向けて収束していく様がすごく良かったので個人的にはOK
悪い点としては
戦闘中に激しい攻撃が交錯してる最中にも関わらず、時の流れが遅くなっているのかと思うほどセリ
フが長い。いや、ある程度は構わないんですけど些か長過ぎかなと。
それと今回はHシーン専用のライターさんを起用したらしいのですが、凌駕のキャラが明らかに違う。
普段は独自の哲学を元に結構しゃべるのに、Hの時だけ「俺は頷いた」「俺は何々した」などの説明文
だけで失語症にでもなったかのように喋らなくなります。Hシーンでは主人公は喋るべきではないという
考えなのか知りませんが、声がいらない人は音声をOFFにすりゃいいだけなのでキャラを崩さないよう
にして欲しかった。戦いの合間の癒しであるべきHシーンなのに結構イライラしました。
総評
lightの作品はこれが初めてだったのですが大変満足です。なので近いうちに前作「Vermilion」と
バトルものの頂点との呼び声も高い「Dies irae」をプレイしてみたいと思ってます。