とにかくテンポが小気味いい
シナリオ内でのトラブル発生から解決までがぽんぽん進んでいくので退屈しないし終始おもしろい。
というか、話が前に進まない瞬間がないんじゃないかってくらいの勢いなので一気に読み進められた。
逆に言うとテンポがよすぎてボリュームはすこし物足りない気もするけど
冗長になるよりは良いと思う。
あとはまあ、凜が役者としてちゃんと大成する姿を描いてくれていたら完璧だった。
本来そっちがメインの目的で女学校に入ったはずなのに、
ヒロインと結ばれてエンディングになってしまうのはすごく惜しい。
凜が役者として父親を超えるまでの成長を描くグランドルートがあったら是非読んでみたい。
そう思えるくらいキャラもストーリーも良かったしかなり楽しい作品だった。