最近のチェシャ作品の中ではダントツの良作ヌキゲ。
内容はエロが中心でストーリーはおまけ程度。
とはいえそれはシナリオが手抜きって意味じゃなくてエロのジャマにならない範囲でちゃんと起承転結まとまっている。
序盤、人間のせいで弱体化した魔王の力を取りもどすところから始まり、うまいこと女騎士を出し抜いた中盤からはマッサージ店の経営による資金稼ぎと人間側の情報収集。
終盤は隣国の帝国軍が侵攻してくる展開から女騎士と魔王が和解し、協力し合う関係に。
アトリエかぐやは他チームのHTPやBBでもそうだったけど、シンプルな王道ストーリーを作らせると良作をきっちり仕上げてくるね。
ヒロインにエッチなマッサージをするってコンセプトとは別に、一般人のお客様の体をマッサージで癒やしたり、人間同士の戦争が始まると前線で兵士たちを助けたりと、主人公の印象もいい。
あと、個人的によかったのはサブも含めたヒロイン4人にボテ腹エンドがあったこと。
プリムのロリボディにボテ腹のビジュアルはやばい。
ほんとにふつうの異世界系ライトノベルな雰囲気なのでこれ以上あまり語ることもないけど、キャラデザにひかれたなら買って後悔するってことはないと思う。