パープルソフトのダークソウル２。変な例えだけどこれが一番しっくりくる。
ソウルシリーズを知らない人にかんたんに説明すると、ダクソは世界的にヒットした人気シリーズだけど１・２・３の中で２の評価がめちゃくちゃ低い。
ただし評価が低いといってもそれはシリーズのナンバリング作品としてびみょうというだけで、もしも別の会社が別のタイトルで販売していたら今ほど低い評価は受けなかった、と自分は思ってる。
で。
クナドも同じ。
パープルソフトじゃない別ブランドが原画に克を起用したシナリオゲーとして販売したならもっと高い点数をつけれた。
しかしよりにもよってパープルソフト自らが克のエロを薄めて出して結果がこの内容では自然評価もきびしくなるよ。
バトル、恋愛、エロ、どれも中途半端。
演出に力が入ってるのは良かったけど、ライターの性格によるものなのかバトルよりも対話に重点おいてるのが惜しい。
全力で殴りあったほうが迫力あるのに主人公が言霊使いという性質上、戦況を論理的に分析してばかりでかえって冷める。
結局、一番おもしろかったのは、主人公が作戦を知らないまま始まった優里と春姫の一戦だった。
最弱が最強に挑む。そういうわかりやすいのでいいんだよ。
カントは男女観が逆転してる設定はほんとにもったいない。
これって要するに貞操逆転世界みたいなものだろう。
主人公は気付いてないけど、カントの女性からすればかなり無防備で逆に誘ってるのかと思われてたとかなんとか。
そのあたり軽い感じでしか扱われてなかったけど、むしろもっと色々できただろ。ラブコメ的な意味で。
ほんともったいない。
エロはなんでうすめたんだよ。
物足りなさしかない。
もうひたすらエッチなことするだけのFD出してくんねーかな。