いかなるHの最中でも靴下は脱がさない。それが男のフェティシズムというものだ。
一言感想ではふざけてますが、こっちはまじめに。あ、それと最初から靴下を脱いでるとH中も靴下無しです。
体験版はおろか予備知識もほとんどなしにプレイしたので、予想外の展開にびっくりしました。まるで君望・・・。もどかしくも微笑ましい前半とは打って変わった、苦しくて胸を締め付けるような後半。自分でもこんなに心を揺さぶられるとは思いませんでした。多少いらいらしたり不自然に感じたりするところもありましたが、プレイして良かったです。でも万人に勧められるってほどではないかな・・・。
音楽をテーマにしているだけあって、OP曲やED曲やBGMはどれも質の高いものでした。ただ、フルートの代わりにチェロのアレンジもあったら良かったかな。
ラジオが劇中に上手く採り入れられていたのも良かったです。携帯やスマホ全盛の時代に逆行する試みが逆に新鮮でした。でも、DJ MAOはなぜあんな格好する必要があるんだ?動画も配信していたのか?
キャラについては、メインヒロインの北見さんの印象が強すぎて、他のヒロインのルートでは北見さんが可哀想すぎて見てられませんでした。あの超奥手な主人公が北見さん以外に恋をするなんて不自然でしょう。3年間主人公を支えた双川さんに情が移るのは理解できますが、それ以外はちょっと・・・。でも、むっちゃん先生ルートの話は良かったですが。
願わくは、むっちゃん先生ルートからも北見さんENDに分岐できるようにして、それをトゥルーエンドにして欲しかったです。
実はエロを期待して買ったんですが、そっちは期待はずれでした。Hシーン少な過ぎ。とりあえず原画家が靴下フェチだってことは分かった。でもオレはパンツが好きなんだよ。だからパンチラシーンくらい入れてくれよ。靴下は履いたままでいいからさ・・・。