雰囲気はいいけど、話のテンポが悪かった作品でした。
物語は19世紀後半のロンドンを舞台にしていて、その雰囲気は味わえたものの余計な選択肢が多くて話のテンポが悪くなっていることが気になりました。
シナリオは探偵の主人公が猟奇殺人を追うという話の流れでほぼ一本道です。メインヒロイン2人には3つずつ、サブ2人には1つずつのENDがあり、選択肢の結果による好感度によってそれぞれのENDに分かれるという感じですね。ただ先にもふれましたがやたら選択肢が多いのでクリア(コンプも含む)するのはちょっと大変かもしれません。
あと今となっては絵(CG)やシステム等、すべてにおいてちょっと厳しい感じですね。
時代モノという以外にこれといった売りがないので、今更やる必要も感じませんし(苦笑)ちょっとお勧めしづらい作品です。