本当にこれで完結だろうか…と思わせるエンディング。だが、これはこれで良いのか、いや騙されてるのか(笑)
前作が前作なので、期待の意味もこめて予約購入しました。
全体的な感想ですが、日常シーンの飽きのこないおもしろさや、キャラをとりまく世界観は引き続き良く出来た作品であると感じました。
アフターでは、前回人気が高く攻略できなかった「恋」がとにかくエロいです。「恭一」との日常も相変わらずですが…(笑)それ以外の話は、まぁこんなものかなぁ…といった感じの印象です。尺としては全て短く、無駄を省いた内容といったところでしょうか。ただ、「キズナ」についてはもう少し深く掘り下げて欲しかった。「恭一」・「和葉」を含めた血縁の部分や、地上に対する想いみたいな部分とか…
本編では…「あれ!?恭一と恋の出番がないよ!」が最初の感想です。「大和」の唯我独尊要求に対して怒り心頭な大河内代表が、恭一を切り札として使うみたいなシーンはありませんでしたが、前作でお気に入りだった「和葉」が攻略できたことや、新しいヒロイン「涼風」も発売前のイメージをいい意味でくつがえしました。また、個人的には「呉羽」もいいアクセントになっていたかと思います。
最後に、これは「完結編」ということですが、本当に物語として終わりなのかどうなのかという部分です。「大和」という新しいジオフロントの存在や、それ以外にもジオフロントが存在していたこと、恭一・キズナを含めた過去・未来を含めた記憶の話など、挙げればまだまだ謎の部分が多くあり、個人的には「暁の護衛」~「レミニセンス」と記憶を引き継いだ物語なので、今後のそういった展開をどうしても期待してしまうそんな終わり方のように思えて仕方ありません。
その他では、「愛佳」や「まどか」の扱いが今回も…魅力的なキャラクターが多く物語に全ては収まらないですよねー…