ブランドイメージ通りの作品
この作品に高得点を付ける理由、それはこの作品がブランドが宣伝していた通りの内容で、ブランドイメージから連想される通りのものだからだ。
2000年代後半からだろうか、あるいはそれ以前からだった気もするが、エロゲー業界はネタ切れのためかどうか知らないが、多くのメーカーが「ハートフルADV」と宣伝して「ハートフルボッコADV」を売るというような行為を繰り返し、それをユーザー側も「新奇である」などともてはやす風潮が多くなってきた。(具体的な作品名やブランド名は出さないが。)
しかしこのsmeeというブランドは、一貫してシリアスなしのイチャラブゲーというコンセプトを守り続けており、ユーザーを裏切らない。当たり前のことに思えるが、この当たり前ができないメーカーが多い中で稀有なものである。
ゲーム内容自体はイチャラブゲーの教科書のようなものなので、取り立てて評価も批判もできないが、花穂のキャラ萌えは最近私がプレイしたゲームの中でも随一なので、さすがsmeeというところ。
smeeには今後も「新奇さ」に目をくらませられることなく、一貫したコンセプトのゲームを作っていってほしい。