再プレイだが、面白すぎて読むのが止まらなかった。
数年前にPS2版でプレイしていたが、今やっても面白さが変わらなくて、大好きな作品であることを再確認した。
ねこねこさんはどの作品にも共通して「普通の日常の幸せ」をテーマにしているのを感じる。「みずいろ」「そらいろ」「ラムネ」などをプレイ後に触れると今作は、異色な作品に見えたが「非日常」を描く事で「普通の幸せ」がより強調されていて、ああやっぱりねこねこさんの作品だなと感じた。
でも、明人だって官僚の息子で家が裕福って時点で恵まれすぎだし既に「そこそこ非日常」では?と平民の私は思うんですが。作中で言ってるように、自分の進路に悩んでいて彼なりにもがいてるのは分かったけれど。まあ最初からそこそこのスペックを有してないと、九郎達と行動させてもらうステップにすら行くことは無理だろうから、突っ込むところではないんだろう。
ヒロインはしずかが可愛すぎる。
スタッフルームで片岡さんが、今作は女性に人気とおっしゃってたのが印象的だった。たしかに九郎が格好良すぎるので分かる気がする
活動停止になる前の最終作という事で、ねこねこ作品に関わった声優さん達のメッセージが入ってたのですが、どの方も熱量がすごくて愛されてるブランドだなと。