実写で食わず嫌いしていたのを後悔する程面白かった
あまりの面白さに徹夜してプレイしたのは久々で、ノベルゲームにはまりはじめたあの時のワクワク感が蘇った。
実写だからと食わず嫌いしていたが、ノベルゲーム好きとしては早くやっておくべき一作だったと感じた。一見関係なさそうな人物が様々なところで繋がっておりやがて一つに収束するストーリーは見事としか言いようがない。選択肢ひとつ変わるだけで他の人の生死すら変えてしまうすごさ。バッドエンドは笑えるものがあるのも面白かった。
ノベルゲーム=恋愛が主軸のものがほとんど、というイメージだったのだが、そういった要素がほぼなくても、これだけ面白い作品になるのだと感動した。終盤の加納と亜智が協力して渋谷を救う場面は鳥肌。
お気に入りキャラは御法川。登場人物もクセの強い人たちばかりで全員好きになる。隠しシナリオのエンドロールで、それまで写真画像だった俳優さん達のメイキング映像が見れたのは、感動ものだった。