ファンタジーっぽくても、ねこねこソフトはねこねこソフト。
「そらいろ」「ラムネ」みたいな「なんてことない、日常の中の幸せ」な作品のイメージが強いメーカー。「White」に関しても、ものすごく長生きする種族みたいなファンタジー設定入ってても、伝えたいことは変わらないし、ポンコツキャラの存在する安心感はまさにねこねこ。カンナ、クレア、マリカルートが一気に読んでしまう程面白かった。カンナルートも片岡さんかと思ったが違った。時計を使った魅せ方がいい意味で似ているというか、それをわかっているライターさん。
キャラはブリジットが好きだが、投げやりっぽいエンドでがっかり。
ミサルートは島生まれの人間らしく、純粋な彼女も都会に適応できなかったのが伝わる。中身が女性向け小説のようだと思ったらライターさんがOL経験者らしくなるほど。
複数主人公、特にショタキャラに妹を攻略させるなんて、好き嫌い分かれるだろうな。カンナルートで主人公になるのは理解できるが、レンはちょっとあざとすぎたので好きじゃなかった。