姉妹丼に母娘丼に他人丼、豪華3P盛り合わせなハーレムBISHOP作品
○全体雑感
タイトルが示すように3Pをメインのセールスポイントに据えたBISHOP作品。
総勢6人のヒロイン達は、姉妹・母娘・生徒会長と教師の3組に分けられ、それぞれとの3Pを楽しめます。
ちなみに、各組み合わせの内の片方は、
本編開始前に主人公に処女を奪われたり(優奈)、
既に主人公に捧げていたり(成美)、
人妻且つ出産済み(美冬)、
なので、非処女です。
ゲームの大まかな流れは普段のBISHOP作品と同じですが、
各組み合わせのヒロイン達を最初に犯すシーン(処女の方のヒロインはその際に処女も奪う)や調教の一環に3Pを展開し、
更に各キャラの個別エンドやハーレムエンドの他に3Pエンドを用意しているのが大きな特徴であり、
「教育指導」や「恥辱の制服」の様なハーレムエンドの他に3Pイベントが用意されているタイプのBISHOP作品よりも豪華さがあります。
(その一方で個別のHシーンはこの時期のBISHOP作品としては少ない方で、
堕ち済み枠の成美が6シーンで、その他のヒロインは1人あたり11~12シーンほどです。)
個人的にハーレムプレイが大好きな事もあり、本作のコンセプトはとても満足いくものでした。
ちなみに3PのHシーンは各組み合わせでそれぞれ
・各組み合わせの片割れの処女喪失イベント
・3P調教イベント
・3P再調教イベント(調教イベントのCGの使い回し)
・3Pエンド(エピローグも含む)
の各4回となっています。
○登場ヒロイン
本作のヒロインは以下の6人であり、3組6人のヒロイン達はそれぞれ個性的で淫乱な一面を持っています。
◎萩浦姉妹(姉妹丼)
姉:非処女(オープニングで処女喪失)
妹:処女
仲の良い姉妹である愛奈と優奈の姉妹丼。
妹想いな一方で、過去に主人公による調教を受けた事がある姉の優奈を先に堕とす事によって姉妹丼で妹の愛奈を調教する事が出来る。
・萩浦 愛奈
萩浦姉妹の妹で、歴史教師と新体操部顧問を勤める新米教師。
穏やかでおっとりした性格だが芯は強く、決めた事は曲げない頑固さも持ち合わせている。
貞操観念は固く処女なのだが、姉の優奈以上に発育のいい身体は潜在する変態性欲の面でも姉を凌駕しており、
一度快楽を味わえば並外れて激しく乱れてしまう面を秘めている。
・萩浦 優奈
萩浦姉妹の姉で美術教師と水泳部顧問を勤める快活な教師。
妹と比べて明るく陽気でハキハキとした性格の持ち主だが、内面はナイーブで割とヘタレな所も・・・。
過去に主人公に処女を奪われた上に調教された事があるのだが、堕ちる前に逆襲して主人公を以前通っていた学園から追い出している。
彼女はそんな過去の出来事を忘れようと努め、姉にも秘密にしているのだが、
心の奥底では快楽への欲望もあり、主人公に対しては愛憎入り混じった複雑な感情を持っている事から、
既に中途半端に調教されていた身体も心も、今度こそ完全に堕とされる事になる。
○上条母娘(母娘丼)
母:(当然ながら)非処女
娘:処女
欲求不満な人妻の美冬とその娘の真璃香の母娘丼。
本心では母親を慕っているのだが潔癖症故に反抗的になっている娘の真璃香を先に堕とす事によって母娘丼で母の美冬を調教できる。
・上条 美冬
ゲームの舞台となる学園の学園長を勤める人妻熟女。
厳格ではあるが教師達の信頼も厚く、夫との夫婦仲も良好で娘からも尊敬されていたのだが、
セックスレスに陥っている為に欲求不満が募っており、欲情を抑えきれずに学園内で自慰に耽っては自己嫌悪している。
しかも娘に自慰に耽る所を目撃されてしまい親子間に軋轢を抱えてしまうのだが、
彼女自身は娘に自慰を見られた事を知らず、娘が反発する理由が解らないでいる。
・上条 真璃香
美冬の娘で学園の風紀委員長。
自分の仕事は完璧にこなす反面、傍若無人でプライドが非常に高く、自分に従わないものには容赦しない高慢なお嬢様。
以前は母親である美冬の事を尊敬して慕っていたのだが、そんな母が自慰に耽っている所を目撃してからは反抗する様になる。
しかし、実の所その反抗の理由の大部分は母親の自慰行為を見て性に興味を持ってしまった事への誤魔化しであり、
その上、母親の事で感情を高ぶらせると目撃した母の痴態を思い出して興奮するようになってしまっている。
そんな性癖を持ってしまったが故に、それを恥じる彼女は必要以上に潔癖であろうとしてキツイ性格に更に磨きが掛かり、
その一方で劇中では母の様に学園内で自慰に耽る姿が見られるなど、潔癖な姿と淫蕩な姿の二面性を持つ様になってしまっている。
○初音&成美(他人丼)
初音:処女
成美:非処女
既に自ら主人公の牝奴隷に堕ちている成美と才色兼備なお嬢様の初音の他人丼。
2人は元々親密で仲の良い教師と生徒と言った間柄ではあったが、
純真無垢な初音を調教しつつ成美に褒美を与えていく事によって他人丼で初音を調教する事が出来る。
・天城 初音
才色兼備でちょっと浮世離れしたお嬢様生徒会長。
成績優秀で品行方正な否の打ち所の無いお嬢様であり、皆の憧れの的。
主人公とは同い年な為、本来なら年上好きの主人公にとってはストライクゾーンから外れている存在なのだが、
生徒会長という肩書きやそのハイスペックなステータスに主人公も魅せられてしまう。
性に関しては全く興味がなく、また性に関する知識も欠落しているのだが、
それ故に主人公の調教をありのままに受け止め、自分自身でも自覚していなかった淫乱性を開花させていく。
・高津 成美
主人公の元義理の姉(※)で演劇部顧問を努める女教師。
(※:親同士の再婚で義理の姉弟になったのだが、現在は親の離婚によって姉弟ではなくなっていると言う複雑な経緯がある。)
表向きは真面目でお淑やかなクールで頼れる教師なのだが、
主人公に対しては姉バカっぷりを発揮しており、両親の離婚で他人同士になってからも弟として慕っている。
それ所か主人公に対して異常なまでの愛情を抱いており、
その溺愛ぶりは過去にセックスに興味を持った主人公に自分の処女を捧げてしまった程である。
それが切っ掛けとなって主人公と様々な性行為を繰り返した末に今では貪欲に快楽を求める主人公の牝奴隷となっており、
主人公の従順な手駒としてヒロインたちの調教のサポートをしている。
○特徴:子宮アタックで悶絶セックス。
本作のHシーンでは子宮に強烈な突きを見舞ってヒロインを悶えさせる描写があるのが中々特徴的であると同時にとてもエロかったです。
この子宮アタックが絵的にも良い演出となっている事もあり、
主人公のチン○に特徴を持たせた後の「牝教師3」と比べても、ずっと主人公のチン○の存在感が出ている印象すらあります。
(「牝教師3」は前戯の段階で特徴的演出を使ってしまっている為、セックスのシーンにおける特徴的な演出が薄いです。)
●難点その1:アヘ顔描写がキツめ。
悩み所としては、Hシーンによっては強烈なアヘ顔描写がある為、苦手な人には少々キツイ部分があり、
今後インモラルエディションとしてリニューアルする際には「牝教師4」のアヘ顔カット機能が欲しいと思う部分があります。
(結局無かったけど・・・。)
●難点その2:プロポーションと色彩のコントラスト的にヒロインの差別化がいまいち物足りない。
本作のヒロインは合計6人ですが、
個人的に全体的に年上系中心でプロポーションも結構似たり寄ったりな感じがする事や、色彩のコントラストが抑え目に感じたので、
体型的にも色彩的にも全体的に微妙にメリハリに欠ける感じがするのが少し残念なポイントです。
もっとも、設定上主人公は年上・目上の女性フェチなので、年上系が中心なのはある程度は仕方ないと思いますが・・・。
ただ、後々の「黒の教室」や「牝教師4」以降の作品では、
JKであれ女教師であれプロポーションや髪の色彩のコントラストによる差別化がよりハッキリとなっている傾向にあり、
特に「屈辱」や「支配の教壇」の場合は貧乳/普乳系(□リ枠)から爆乳美女まで、
プロポーションの差別化がよりハッキリしているので、
そのヒロインのデザインラインの流れを汲んで、
例えば双子(似た体型のヒロイン同士)や母娘(爆乳美女枠と□リ枠)などで、
より多彩な3P以上のHシーンをハーレムエンド以外でも見てみたいと思います。
難点その2:調教に関するゲーム進行のテンポが悪い。
本作では主な調教や再調教を1日の終わりに行うため、
主だった日中のイベントをクリアした後はひたすら時間を潰して1日の終わりまで進めないと調教イベントなどをこなせず、
ゲーム進行において些かテンポが悪いところがあります。
(1日の内の行動をスキップするコマンドが行動回数を1回スキップする「時間を潰す」しかなく、
その為1日の終わりまで進めるのが最近のBISHOP作品よりも面倒。)
また、主な調教や再調教は1日につき1回なので、他のBISHOP作品(特に牝教師3以降の最近のもの)と比べると、
ヒロイン達を堕としていくペースもゆっくりであり、それが余計にテンポの悪さを感じさせます。
●難点その3:3Pイベントが一方通行なシチュの為、フラグ管理に注意が必要。
フラグ建ての面で少々厄介な所として、
ゲーム後半の3P調教イベントは、各組合せの片割れ(優奈・真璃香・成美)を先に堕とす(個別エンドフラグを建てる)事が条件なのですが、
この時3P調教イベントを見る前にもう一方(愛奈・美冬・初音)を堕としてしまうとフラグが折れてしまいます。
何故かと言うと、3P調教イベントの大まかな話の流れは、
「主人公と堕落させたヒロイン(優奈・真璃香・成美)が協力してまだ堕ちてない片割れ(愛奈・美冬・初音)を調教する。」
と言う展開なので、
3P調教をする前にその片割れ(愛奈・美冬・初音)をそれぞれ堕としてしまうと、その展開が成立しなくなるからだと考えられます。
その為、3Pイベントをコンプする際にはヒロインを堕とす順番に注意しなければならないのがちょっと厄介です。
●個人的希望:もっと3Pイベントを増量して欲しい。
個人的な欲を言えば、本作が3P調教をメインに推すのなら、
各組み合わせ毎に使い回し抜きで3PのHシーンをもう1,2シーンくらい欲しかったと思います。
特に先述した3P調教イベントとそのCGを流用した3P再調教イベントの前半は、
その展開上、優奈・真璃香・成美の3人がそれぞれの組み合わせの間での主導権を握っているので、
その逆に、愛奈・美冬・初音の3人が3P調教(再調教)で主導権を握るパターンも見てみたかったと思います。
ちなみに、この攻略の順で3Pイベントの主導権を握るヒロインが変わる展開は後発の「恥辱の制服」で一応実現しており、
同作のヒロインの内、明美&陽菜姉妹の3Pイベントは堕とす順番で3Pイベントの主導権を握るヒロインとCGなどが変わるので、
本作にもそうした展開が欲しかったし、本作のコンセプトを継ぐ作品では実現してほしいです。
●微妙に難点:ハーレムエンドの〆の初音のボテ腹が目立たない。
細かい事ですが、ハーレムエンドの〆のHシーンでボテ腹になったヒロイン達の内、初音だけが構図的にボテ腹が見えないのが少々残念で物足りなかったです。
○纏め:3P主体と言うコンセプトは今見ても褪せない豪華さがある。
色々と難点もあるとは言え、本作もBISHOP作品として安定の高クオリティぶりを見せる作品であり、
姉妹丼や母娘丼などの3Pが好きなら買って損無しの作品です。
ただ、流石に少々古い作品なので、現在は各種リニューアルがされたインモラルエディションの方がオススメですし、
個人的に本作の様なコンセプトはかなり好きなので、今後本作のコンセプトを継承した3Pなどのハーレムプレイを推した作品も出て欲しいです。