絵は良い、キャラのレパートリーも良い、でもハーレムエンドが無いのが非常に残念。
力を失った魔王である主人公がロリッ娘悪魔のメフィストと共に、
刺客として送り込まれた３人の天使と奪われた力を持つ７人の使徒を捕えて調教することでその力を取り戻し、
ラスボスの女枢機卿を打倒して意中の天使とエンディングを迎えると言うストーリーです。
アニメ調の美麗なCGに、つるぺたロリな妹系からムッチムチでグラマラスなお姉さん系まで多種多様なヒロインが揃っているのが特徴です。
しかも、お姉さん系・同級生・妹系と、大・中・小が揃っている天使達に加えて、
サブヒロインの使徒たちは動物の化身と言う事で、容姿やコスチュームの鎧部分などにそれぞれ獣的な要素が入っているのも良く、
ヒロインはラスボスを含め総勢１２人と結構豪華です。
しかし、肝心のHシーンはと言うと、正直薄味な感が否めません。
Hシーンの数は凜が９シーンある以外はメフィストと他２人の天使達が６シーンと、
メインヒロインとしては数が少な目な上に、
天使達のHシーンの内１シーンは同じCGを流用したものとなっているます
使徒たちに至っては１人あたり５シーンな上に、
天使達と同様にその内１シーンはCGをほぼ丸々流用しているので、
CGの枚数でカウントした場合、１人あたり４枚しかないです。
その為、天使達も使徒たちもHシーンがボリューム不足かつ水増しをしている感が否めません。
おまけに使徒達は基本的にあっさり捕まるので捕獲する達成感があまりないし、
しかも獣的な要素の大部分を担っているといっても過言ではない鎧などはHシーンでは引っぺがされているので、
ビジュアル面での獣要素は頭の装飾品以外には殆ど無いといっても過言ではないのが辛いでえす・・・。
（この辺は同ブランドの「まかぱらっ！」でも感じたせっかくの要素を自分から潰す残念さがあります。）
例えばヘビの化身のルシールはヘビ要素を担う頭の飾りがHシーンだと外されているので、
ただの貧乳キャラとしか言い様が無いくらいヘビ要素が無い。
（一応彼女のスレンダーな体形自体を蛇に見立てられなくもない。）
ついでに、ラスボスの枢機卿であるマリアは、ラスボス故か２シーンしかないです。
（ちなみに使徒同様１シーンにつき差分抜きでCG１枚）
また、個人的にヒロインが大勢いるのにレズや主人公との複数人プレイなどのハーレム展開が殆ど無いと言っても過言ではないのが非常に残念です。
一応レズや３Pの類もあるのだが、ゲーム中にあるのは、
・「メフィストによる凜の調教（フタナリ化したメフィストによるアナルセックスあり）」
・「美奈穂とマティルダの爆乳コンビによるWパイズリ（本番無しでパイズリのみ）」
・「主人公に騎乗した真雪とフェイスのレズりながらの３P（真雪は挿入され、フェイスは主人公にクンニされながら２人で舌を絡める）」
の３シーンしかない。（いや、ガチで）
しかも先述したように美奈穂とマティルダの組み合わせはパイズリだけで本番は無いし、
メフィストと凜の組み合わせはいざアナルセックスとなると構図の関係からかメフィストがフェードアウトしてしまい、
カットインでメフィストの顔が映るだけなので色々残念でした。
とは言え、マティルダとフェイスはこれのおかげで他の使徒達よりも存在感を出していると思います。
ストーリー的に見れば主人公が力を取り戻す為にヒロイン達を犯して手中に収めて行くゲームなので、
堕ちた使徒や天使達、更にラスボスの枢機卿を絡めたハーレムプレイがあっても良かったと思いますし、
それさえあれば多少の水増しや獣要素の無駄遣いにも目を瞑れたと思うだけに、ハーレムエンドが無いのは残念。
あと、主人公と一番近しいのに、何故かメフィストにエンディングが無いのも残念です。
色々と見所のある要素があるだけにゲーム中の無駄遣い感が否めないのが残念だが、
アニメ調の絵柄とキャラの好みが合うなら買いかもしれない。