同人ロープラ作品にここまでクオリティの高いものがあるとは…正直予想以上で驚いた。
DMMで半額セールを開いており、ここでの評価も悪くなかったため購入。
購入時はあまり期待はしておらず、ロープラ陵辱物だしそこそこ抜ければいいかな〜くらいの気持ちだった。
しかし、いざプレイ開始してみると、まず本格的なHシーンまでのシナリオが中々の文量。非Hパートの文量は陵辱劇の開始以降は少し減るものの、最後まで十分な量を保って描かれているうえ、テキストの質も高く、キャラの心情が丁寧に表現されていた。
シナリオは選択肢により2つの結末に分岐するが、ほぼ救いはない終わり方であるため要注意。もっとも、どちらの結末も陵辱ゲーとしては中々使えるもので良かった。
肝心のHシーンのシチュエーションやプレイ内容も、陵辱ゲーによく見られる一般的なものから趣向を凝らしたものまで見られ、申し分ない出来だった。特に設定された状況を余すことなく活用できている点が素晴らしかった。また、ボリュームも回想シーン25枠(CG被りなどを考慮しても20枠弱)と価格以上。
また、羞恥プレイが好きな私の性癖にはかなり刺さった。私にとってのベスト抜きゲーであるオトメスイッチの陵辱verといったところだろうか。本作はコンセプトが違うため、オトメスイッチほど露出・羞恥プレイに特化しているわけではないが、ヒロインに羞恥Mの気があるためそれを煽るようなテキストが印象に残った。
また、寝取り寝取られモノとしての要素も詰まっていたため、そちらが好きな方にも是非本作をお勧めしたい。
キャラに関しては、主人公？である陰キャ3人組の立ち絵が正直微妙だった。まあイケメンにしすぎても意味ないから難しいところではあるが…。ヒロインは身体は感じやすいが心は中々折れないタイプで◯。先述の通り露出羞恥で特に感じる描写がテキストに複数あり。
声優はヒマリさん。。ファンの人は買うべき(とりあえず体験版でも)。
システム面については同人ゲームのため、ボイス継続やシーンジャンプができないなど不便な点はあったが、そこまで不快に感じることはなかった。それよりかはテキストの誤字がやや多めだった点の方が気になった。
私は今後も時々お世話になるだろうなぁ…ってくらい実用的な作品でした。