色々な意味でTriangleらしい戦争モノ
軍事ネタと言っても、燃える戦争アクションとか悲惨さを訴える反戦テーマではなく、淡々と戦争のある日常シーケンスが繰り返されていくのは、いかにも魔法戦士モノのTriangleっぽいなーと思った(最後の方では急展開しますが)。
個人的に、このテイストは嫌いじゃないです。
戦闘シーンの展開使い回し具合は、これ、元々魔法戦士シリーズ的な戦闘システムを入れる予定だったんじゃないかと勘ぐってしまう感じ。
キャラクター同士の掛け合いは割とテンポ良くて良好、多分ロゼとルルンは違うライターが書いてると思うんだけど、それが功を奏しているんじゃないかと。
キャラクター同士の関係性とかもちゃんと完結しているし、シリーズモノにはなりそうもないけど個人的には悪くない小品だと思いました。