トゥルー重視であることに目を瞑り、期待していた学園モノではなかった点を差し引いても、それでもやはり面白かった。
この作品の売りは超展開。スタッフの思惑にまんまと乗せられた方は少なくない事だろう・・・
多くの方が、このブランドの前作の事を考慮したり、HPの【夕暮れ学園アドベンチャー】というカテゴリーから、
普通に学園モノを想像していたことだろう。それが実際はバトルモノ・・・
私も驚いた側の一人である事は言うまでも無く、もしかしたら体験版で回避できたのかな?とも思う。
(私は体験版を全くしてないのでよくわかりませんが・・・)
この点は評価に関わってくるのかもしれない。私は許容できたので全く評価の対象とは見ていません。
一言にも書いたが、トゥルー重視のシナリオ展開であり、読み進める事により少しずつ伏線が回収されるという進行の為、
なゆた以外のヒロインの話では、戦いは続くといった感じで歯切れの悪い幕引き。この点を考慮するかしないかで評価が分かれる事だろう。
(こういうシナリオ展開は特に好き嫌いが別れますからね・・・)
私自身の評価はまずまずではあるが、細かい不満点が全く無いわけではない。簡単に例を挙げるならば、
智ルートは最後の盛り上がるシーンは雨宮と主人公のバトルであり、智は完全に置いてけぼり・・・
智ルートというより雨宮ルート?と言っても過言ではないんじゃない・・・?
(不満点と言いながらも、バトル中の二人のやり取りが良かったので、コメントに困ってしまいますが・・・)
とか、
サリナルートの実の父親失って塞ぎ込む所から、立ち直るまでの描写が少なく、その間の主人公の行動が地味。
何かいつの間にか立ち直ってました!!的な印象に取れてしまう点とか・・・
ついでに・・・
主人公達の特殊能力しょぼくないか・・・?あと、名前のセンスも・・・
(ここは、触れてはいけない点なのかもしれませんがww)
細かい部分を指摘していくと色々出てくるが、それでもトゥルーの完成度は中々のモノであったと思う。
なゆたエンド良かったです、感動しました・・・
結局の所、どこまで許容できるかであり、純粋に楽しめた者勝ちの作品の色が少々強いだけ。
なんで、私自身の評価は結構高いが、この手の作品は人にあんまりオススメしません・・・
悩んでいる方は、しっかり下調べをすればいいですし、トゥルー重視はお嫌いですという方はプレイしなければ良いだけの事ですからね・・・