後半のボリュームは残念だが、全体で見れば充分な大作
前作の雰囲気が好きだったので続けてのプレイ。
前作同様、シナリオが良いというよりかは、雰囲気を楽しめればという感じですが
前作より、ご都合主義的な部分もあるので若干人を選ぶかな。
今回は、おまえらに女装主人公ってやつを教えてやんよ。みたいな感じで
主人公がメインなのでヒロイン達の魅力が少なめ。エルダーの片割れの薫子さんくらいは
もうちょっとカッコいいところが見たかったんだけどなぁ・・・・
その分、主人公の無双ぶりはすばらしく、天使のような微笑と優しさ。きりっとしてれば異様なまでにかっこよく、気配り心配りも完璧です。
若干ひねくれた性格も完璧超人のアクセントですね。
バレンタインにチョコレートを渡しにいく名前もない女生徒の気持ちも分かってしまう・・・
減点したくなる部分は結構あるものの、千早お姉さまを想うと100点は譲れません。
ちなみにエロくはない。
ちょっと真面目に100点の理由を書けば、作品の作りが今までにやった作品に比べて
圧倒的といえるほど良かったためであり、声優が頑張ってるとか細かい演出の部分や総合的なバランスで加点しているので100点から15点引いた後に15点加点した感じかな。
それにしても、ケイリはこの作品のイメージに合ってる気がしないのだが・・・
ケイリの代わりに、千早ちゃんと初音ちゃんが、蜂蜜みたいに甘ぁいのが良いなぁと生徒会長が言ってた気がした。
もう少し言わせてもらえば、夏休み等のイベントを頑張ってほしかったんだよと。
夏休みに一緒に買い物にいってサブキャラと思われたこよりさんのルートに突入すると最高だった。
こよりさんは明らかに千早ファンであるため、当作品のプレイヤーで千早お姉さま最高です!!
といってる層からは支持されるのではなかろうか。仮に支持されなくても、その時にはこの私がその偉業をまじで長文感想ですねというくらいに語ったであろう。
FDというか、甘い初音ルートとさわやか路線のこよりルートと各種イベントのボリュームを充実させたリメイク版を希望したい。そう思えるほどの作品であったということで100点付けました。