これじゃない感がそれなりにあった。
姫戦士ってなっているが、血筋的な姫ではなく、地域最強の戦士みたいな感じの存在。
だから、高貴なものを引き摺り下ろすようの内容にはならないのが残念。
姫ってなっているだけに、そっち方面も欲しかったところ。
あと、守っている相手に裏切られる展開が欲しかったな。
民衆相手のシーンがないのは姫モノとしてどうなんだろう?とか思わないでもない。
エンディングまで進めるとがっかりなのが、ヌルいことにある。
教授=トレイトルってのを明かさないせいで、そこの落差による失望もない。
……というか、ヒロイン勢に微妙に残るわだかまりとか、希望のタネになってそうなのが。
みんなで仲良く過ごしました。で終わっているのがすごくビミョー。
4人とも教授には入れ込んでいたところがあるだけに、もうちょっと何か欲しい。
それか、全員揃って『あんなヤツ忘れました』でも良いんだけど、そこを描写して欲しかったところ。
リリアンヌだけにちょっと描写があるとか不公平感というか、
依存の仕方から考えると、リリアンヌはそこまででもなかった方っぽいし。
フィオレさんとか傾倒していた感の強い描写だっただけに、そっちを見たかった。
いや、メインビジュアルのヒロインが優先されるのは仕方のないことではあるのだけれど。
キャラクター別で見ると、フィオレさんだけ異様によわよわで他のヒロイン勢との落差が良かった。
パウラさんは最初のイベントシーンだけがネタ感がヤバくてちょっと……ってなった。
以降のシーンは良かったんだけど。
ストーリー上に差し込まれる会話はパウラさんとのが一番面白かった。
あれは良い副官。
戦闘スキップが最初から選べるのは良かったところ。
初期の何回かは楽しめるんだけど、何度も繰り返すと飽きてくるので。
戦闘中に衣装破壊とかあるなら、もっと遊べた気はする。