期待していたよりも抜けなかった。
分岐が極端に少なく、一度分岐を誤る=BADルート直行なので、作品内での経過時間ほど時間が経っている気がせず、徐々に堕とされていく感じがしない。
深琴ルートがヤク漬けNTRルートになっている。展開的には非常に好みの展開ではあったのだが、深琴を利用する辺りから薬描写が少なくなっていくのが興醒めであった。淫妖蟲という作品としてはそれが正しいのだろうが、そうであるならば最初から薬を使う描写などしないでほしかった。
水依のエロ水着が有効活用されていないのも不満。エロ水着を利用して積極的に露出調教を行ってほしかったのに、最初に出てきてすぐ剥ぎ取られ、ノーマルENDの最後に少し出て立ち絵に比べてしぼんだおっぱいをポロッとするだけ。これじゃだめだろ。読み手の期待だけでなく、水依の覚悟に対する酷い裏切りである。
キャラ愛もなく、読み手への配慮もなく、薬物描写は尻すぼみ。抜きゲーのくせにライターのひとりよがりのオナニーを見せつけるだけ。待ちわびた作品だけにがっかりした。