前座の３人の√はおもんなかったけど、闇子さんあたりからはまぁまぁ面白くなりました。
自分の中には何故だかよく分からないけれど正体不明の怒りがあって、それは善良な思想から来る感情じゃあなくて、もっと恨みというか憎しみというか、そういう暗い感情から来るものだなって、見つけて自覚することがある。そういう体験はこのゲームに限らないけれどそれはともかく。だから理不尽な目に合ったのならば、もっと理不尽な目に合わせてもいいんじゃないかと思ってしまう。
まぁ復讐よりも優先したいものができたのならばそれでいいと思うし、散々ひどい目に合ったユカには何とか幸せそうな道をみつけてほしいなぁと思っていたけれど、ユカ√の最後に関してはあんまり納得していない。
再会を約束した意味もよくわからない。保護者に甘えて一緒に暮らすのではだめだったのかな。甘える分はバイトでもして家にお金を入れればいいと思うんだけど。後ろ盾も特殊な能力も、何なら戸籍もなさそうなユカちゃんがたった一人で生きていく苦労をわざわざ背負う必要は本当にあったのだろうか。よくわからないけど、なんとなくそっちのほうがドラマティックだから。みたいなしょーもない理由がありそうで、因果関係がわからないことを美しそうに語られるのって嫌いだなぁと思いました。もっと合理的でお互いにやさしい方法があったんじゃないかな…。