それにしてもこの女の子たち、ノリノリである……
発売当時はスカトロにも、LIBIDOというブランドにも興味はなかったが、
アブノーマル耐性もついたこともあり割と最近になって購入してみた。
登場人物は全員女性だが、百合モノにありがちな背徳感のようなものは一切ない。
ゲームでいうならば「その花びらにくちづけを」のようなライトなノリで、
且つ百合プレイの内容をアブノーマルにした感じ。
シチュの一例として挙げると、お尻にバナナを入れ、お尻の力でそのバナナを輪切りにしたり、
更に牛乳を浣腸した挙句、バナナと混ぜて主人公の女の子に食べてもらったり……
「スカトロ=凌辱」というイメージだが、この作品においては、そのイメージを払拭。
上記のような変態的なプレイを実に楽しそうに描いているのが特徴なのである。
テキスト表示も何もなく、CGに合わせたボイスを聞くだけなので、
選択肢を選ぶなどのゲームとしての楽しみのようなものは全くないのだが、
状況描写にあわせたCGカットインの豊富さなどにはこだわりを感じる。
また、主人公役の芹園みや嬢をはじめ、深井晴花嬢、みる嬢などといった
声優陣の演技もお見事といった感じで、まさにおかずウェアと呼ぶに相応しい。
古い作品ながら個人的には今プレイしても楽しいと思わせてくれる作品だった。
百合やスカトロといった、特殊なシチュエーションがエロの主体なので、
アブノーマル系のエロに対して全く興味のない人に薦めるにはさすがに厳しいと思うが、
「スカトロ、何が悪い!」と胸を張って言える人や、「ちょっと興味あり……」という人なら、
作品のノリも明るく、今だと価格も安くなっているため、お薦めできる作品ではないだろうか。
復活したと思われたLIBIも「Babydoll」だけで消えちゃったみたいだし、
またこういう一風変わった作品を出してくれるブランドが出てこないかなぁ……