新作が出るたびにハードが弱くなってる気がするのは「慣れ」なのか・・・
ＫＡＩ最大のウリは何と言ってもリョナと悲鳴の「ラプラスビジョン」だと思っている。
これの良し悪しがものすごく評価に直結する。
んでもって、最大の懸念が青井美海氏が主役から離れたこと。
自分も処女作のヴァルプルギスの磔で度肝を抜かれたプレーヤーですから。
たぶんアレを越えるもしくは同等のものをやるのは結構酷だと思うし、そんな簡単にできるとは思っていない。
では、今作はどうだったかと言うとやっぱり弱く感じた。
やってることはエグイし、表現も良く表されている。
しっかりと叫んでいるし決して演技が下手だったとは思わない。むしろがんばってくれたと思う。
ただ、あの「うわぁ・・キツイな・・」という感じがあんまりなくなってしまっている。
自分はその原因は1作目で一番すごいものが来てしまったからだと思っています。
たぶん、これがＫＡＩ初デビューだったら結構な衝撃だったと思う。
この絵でこんなにエグイことする内容は大変貴重でほとんど見かけない。
話やＣＧやＢＧＭやらは出るたびにどんどん良くなっているし、エロ要素も上がっていると思うので進化はしていると思うんですが。
ただ、音声がどうしてあんなにグモっているような音質が悪いように聞こえるのが気になりました。
何だか弱く感じたのは残念ですが、相変わらずのエグさと絶叫はかなり良くできたものなのでそれなりに満足はしました。
これ以上を求めるのは本当に声優の咽を心配するレベルだし、酷すぎると逆に引くので、これはこれでいいのかなと思います。